実測によるランキング
平成元年に行われた巨樹調査の結果をホームページに掲載させていただいていますが、
これは全国の市町村などに委託し計測されたものです。したがって計測の方法もまちまちで、
厳密に言うと本来のデータとはどうも隔たりがあるようなんです。明らかに根の部分を計測して
いるものも多数見受けられるのも事実です。
したがって、一人の人物=私が今まで実測してきたデータを基に、公平な立場のTOP20を
公表したいと思います。(賛否両論あると思います。蒲生のクスなどは大いに悩みました。)
1位 北金ヶ沢の大イチョウ
幹 周 20.8m
青森県指定天然記念物
青森県西津軽郡深浦町
気根の発達が著しく計測は困難を極めたが、どう計っても20mを越える大きさ。私としては日本一の巨樹と断言したいところ。
2位 本庄の大クス
幹周 19.2m
国指定天然記念物
福岡県築上郡築城町本庄 大楠神社
クスの中では最大の幹周となるのであろうか。顕著な根上がりはなく、素直に1.3m上の太さを計ることが出来る。半身を火災により失っているが、これがなければさらに太い幹周を誇っていただろうと想像される。
3位 隠家の森
18.8m
国指定天然記念物
福岡県朝倉郡朝倉町大字山田字恵蘇宿
このクスの場合は文句なしの幹まわりである。杉などと同じ条件での計測であった。
4位 衣掛の森
幹周 18.38m
国指定天然記念物
福岡県粕屋郡宇美町宇美八幡宮境内
日本でも最古に属するであろう大クスの一本。もう活力は感じられないが、その存在感は圧倒的。
5位 阿豆佐和気神社の大クス
幹周 18.25m
国指定天然記念物
静岡県熱海市熱海字木宮、阿豆佐和気神社境内
本州最大の大クス。西側の幹はすでに枯れてしまっているが、東株は健全そのもの。合体木の可能性もあるが、両株の全周の数値がこの値。
6位 蒲生の大クス
幹周 18.2m
特別天然記念物
鹿児島県姶良郡蒲生町八幡神社境内悩みに悩んだ末の決断。やはり24mを計
測した部分は根上がり部分と判断した。
1.3m地点では、根のうねりの部分であ
るため、水平に近い部分も存在する。
そのため計測の度に違う数値となり、正確な
太さは導き出せない。ある程度幹が立ち上
がった部分の計測で18.2mを計測した
ため、この数値を採用。環境庁のマニュアル
でも根上がりの時は、根上がり部分より
1.3m上を計測とあるので、それよりも好
条件での計測としたが、この数値となった
次第。
6位 花背の天然伏条台杉
幹周 18.2m
京都府指定天然記念物
京都府京都市左京区花背
完全な一本の幹ではないので取捨に悩んだが、もとは一本の杉であることに間違いないので、ランクインさせた。
8位 千本カツラ (鳥海町)
幹周 17.6m
秋田県指定天然記念物
秋田県由利郡鳥海町大栗沢字内通
カツラは株立ちとなることが多い。
この木も株立ちではあるが、各株が
成長し、お互いに癒着している為、
1本の株であると判断しランクイン
させた。ただ単純に全周を計るので
あれば、さらに大きなカツラも
数多く存在する。
9位 志布志の大クス
幹周 17.2m
国指定天然記念物
鹿児島県囎唹郡志布志町安楽寺
この木もある程度の根上がりがあるようで
あるが、そのままの数値を採用。素直に
はかれるので、環境庁の数値との差
10cmは、数年分の成長ともとれそう。
10位 大谷のクス
幹周 17.1m
国指定天然記念物
高知県須崎市多ノ郷大谷、須賀神社
この木は複雑な形態をしており、計測にも手間取った。しかし計測結果を見て感動。環境庁の計測値と全く一緒。
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