太田のトチノキの正面に子トチノキの看板があり、そこから山道を10分ほど登ると子トチが忽然と姿を現す。
子トチと名付けられているほどであるから、それほどの期待は抱かないと誰しも思うところであるが、何とそれは素晴らしいトチノキであった。
太田のトチノキが日本最大のトチであるから、相手が悪かった。
小さな渓谷沿いに位置し、トチの好む水分豊かな立地をしっかりと確保しており、痛みもほとんど無く健全な姿をしている。
このトチノキは近年発見されたもので、環境省の資料はもちろん、発刊されている資料などにもまだ未掲載の個体である。
石川県は、石川巨樹の会が熱心な活動を行っており、会の活動が好結果をもたらしている証でもあろう。