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全国巨樹巨木林の会、九州観察ツアー報告

2007年初冬、高山市にて全国巨樹・巨木林の会総会と、巨木を語ろう全国フォーラムが開催されました。
フォーラム後の懇親会にて、関東近辺だけで観察会を行われてもなかなか参加できないし・・・・と言われる地方の方がたくさん居られました。
そこで、酔った勢いも手伝い、段上で皆さんに地方でも観察会をやりたいと考えております!と言ってしまったのだ。
これは後から考えてもヒヤヒヤもので、よくぞまあ、あんなことを言ったものだと、今になって恐怖におののいているところなのであります。

幸い、福岡県にお住まいの方から、協力なら惜しまないですとの申し出があり、東京に帰ってからコースと実行日などの調整に入りました。
参加人員が最大のネックで、15名以上参加表明がないとツアー自体はボツであります。
まだやるかどうかもあやしい中、ホテルの予約、バスの確保、食事処の確保などを済ませ、あとは参加人員を募るだけとなっていました。

会報の34号が発行され、九州ツアー参加希望の方がちらほらと手を挙げてくださいます。
ところが、11名まで来たときにぴったりと反応が消えてしまいました。
締め切りまであと1週間ほどで、半ばダメかと諦めも入りました。
そして最後の駆け込みで8名の追加が決定!
初日だけご参加の方も2名おり、無事に観察会は開催へと動き始めたのであります。

観察会は3月10日からですが、3月9日の夕方には博多入りし、準備をすまさなければなりません。
9日は早めに羽田に着き、クラスJのシートも確保し、出発ロビーでマターリです。
今回は樹高を測るワイゼが鉄砲(古い表現だな〜)と勘違いされたらしく、
入口で何度も検査を受けてしまいます。
次回からは表に出しておき、鉄砲ではないよ!とアピールしなければ危険なことを学びました。

出発ロビーでは正面にジャンボが到着。ここのところ数が少ないので何枚か写真を撮ります。


だけど搭乗の便は777なのでちょいと残念です。
飛行機は定刻に出発し、順調に福岡へと向かいます。
着陸態勢にはいると、折からの風邪のために耳抜きができずに死ぬ思いをしてしまいました。
左の耳が抜けず、だんだんと頭を圧迫していき記憶が薄れてきた感じ。
尋常じゃない頭の痛みもあいまって、もうダメかとオモタ時に「キュウ〜」というやばそうな音ともに耳が抜けました。
脳卒中の痛みを経験したといえるのでしょうか?

博多に着いたら結構な雨が降っており、晴れ女様が参加されていないことを思い出します。ん〜、威力は絶大なり・・・
中州にてラーメンでも・・・・と言う考えは諦め、天神の近くまで行きましたが疲労のため挫折。
結局何もしないままUターンとなってしまい、ホテルでダウソします。

コンビニでおにぎりを買い込み、夜半になってからごそごそと食べますが、そのむなしいこと・・・・

翌朝、7時に目が覚めました。
外は昨日の雨がウソのようにスッキリと晴れ渡っており、いやが上にも気持ちは高ぶります。
バスは篠栗観光のマイクロバスを借り切って、九州北部を二日間かけて巡ります。



集合時間の20分前に博多駅筑紫口前に到着。
もう既に8人ほどが待っておられました。
そして9時には全員到着し、いよいよ出発です。

九州自動車道を快適に走り、一路武雄温泉へと向かいます。
そして10:30分、定刻通りに武雄神社に着きクスとのご対面です。

九州以外の方が15名で、その方々のほとんどが大クスとは初めての対面となりました。
東京近郊で見ている巨樹とは桁違いの大きさに皆さん唖然、茫然自失。
根元にも入れるように配慮がなされており、武雄市の英断には拍手を送りたい気持ちになります。

続けて道路を挟んで反対側にある塚崎のクスへと場所を移動。
こちらは小高い丘の上にあり、武雄三大クスの中では一番小さいとされていますがどうしてどうして。

このカットで、いかにこのクスも巨大であるかを知ることになります。
かつては他の2本にも負けないような、幹周20m近い太さを誇っていたことでしょうか。

昼食には地元で評判の餃子を食べました。
普通の餃子とか形が違い、中には大量の野菜が入っており、これだけ食べても腹が膨らんでしまいました。
そしてメインのラーメンも大好評。
東京にいながらにして、武雄の食堂の評判が知れるなんて、なんと便利な世の中になってしまったんでしょうか!

腹も満たされたところで、武雄市最大のクスノキ「川古の大クス」へと向かいました。

この重量感。
もう何も言うことはありません。
地元の方の提案で、管理している店の方に了承をもらい、実際に幹の太さを計測させていただきました。
注目の中の計測結果は、17mほどの大きさとなり、やはり報告値とはかけ離れた値となってしまいました。

再び長崎道に乗り、大和町の川上神社へと移動です。

樹齢3000年ともいわれる大クスの切り株ににゃんこが登場し、皆さんの足に絡みつきます。
この切り株は、どのような資料を漁っても言及されているものは無く、詳細は不明のままです。
未だにまったく朽ちないのは、ある意味不思議でもあります。

その後、隠し球のムクノキに立ち寄り、上合瀬のカツラへと向かいました。




ここには福岡県の会員でもある、橋本さんが待っておられました。
福岡県の資料を全員に配っていただき、早良区にかけての巨樹を3本案内していただき、予定外の巨樹との対面に皆さんも大興奮のご様子。
橋本さんには、感謝の気持ちでいっぱいでした。

橋本さんとは熊野神社のクスノキにてお別れで、我々は久山町の宿泊先へと向かいます。
高速からは天神のオフィス街、福岡ドームなどが眺められ、大都市福岡を眺めつつ、定刻通りにホテルに到着です。

残念ながら撮影所である私が真っ先に酔っぱらってしまったため、宴会の写真はまったく皆無であります。
どうかご容赦のほどを・・・・

宴会では自由にお酒をご注文いただき、満足行くまで飲んでいただくことにしましたが、本音を言わせていただくと、財布の中身が気になって仕方なかったのであります。
みなさん、相当な量を飲まれたようで、翌朝のチェックアウトの際には目ん玉が飛び出るかと思うほどの衝撃を受けたのも事実ですw

 

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