山形オフ 

2002年5月26日〜

今日は雲一つない絶好の天気。山に入るので願ってもない天気だ。
まず最初に大清水のケヤキに立ち寄り、その後東根市の大滝のカツラに訪問。
相変わらずの重量感に皆満足の様子だ。 

東根といえば大ケヤキで有名な町。
2本の合体木で、南北の芽吹きには日数のずれがあるのだそうだ。
合体とはいえ、その大きさは間違いなく日本一で、山形が誇る日本の宝でもある。

時間は9時をすぎて、いよいよ真室川の女甑へと向かう。
途中かなりの雨が降ってきて心配されたが、女甑へと近づくにつれ天候もだんだんと回復してきた。
自称晴れ男がいるので、今回の旅は何処に行っても天候は安定している。
先だっての関西オフに参加していた巨大アマガエル雨男さんとどちらが強力か、一度対決をしてみたいと皆で話しながらの山歩きとなった。

かなり山奥まで車が入るが、結構な台数の車とすれ違う。どうやら山菜取りのおじさんたちが山の中に入っているようだ。女甑のカツラへと向かう駐車場も満車状態で、なんとか場所を確保して駐車すると山の中から10数名の団体さんがゾロゾロと出てきた。その手にはアイコ、ミズなどの山菜がしっかりと握られている。

まず最初に現れるのが仏蛇木と呼ばれるカツラ。

女甑のカツラは林野庁の百選に指定されてからはかなり人手が入ってしまい、もう過去のような周辺の森にとけ込むような雰囲気でなくなってしまったのは残念だ。本当の保護はどういうものかもう一度考えてもらいたいと誰しもが思ってしまう。

来た道を戻り、途中の三叉路を左に進路をとる。
地図上では秋田県に位置する名勝沼に向かうのだ。ここにはウイルソンカツラと名付けられたカツラの死木がある。名勝沼にはイモリやエビが数多く生息しており、手つかずの貴重な自然を体験できる場所であった。

沼のすぐ近くにはウイルソンカツラがひっそりと立っており、太さは16mほどの大きさで、落雷の影響だろうか空洞内は燃えた形跡があり、他の植物達の養分供給源となってしまっている。
空洞内はかなりの広さで、人が10人ほど楽に入れるような空間を誇っている。

また、沼のほとりにはオオバキスミレが咲き乱れ、やはり関西から参加のSさんが興奮状態に陥っている。

駐車場に戻ってから遅い昼食を済ませ、山形方面へと帰路につく。
少々時間に余裕があるようなので、山形市内の高沢の開山スギに急遽立ち寄ることになった。
山形市内とはいえ、もうここは奥羽山脈の山懐。東を見やると緑豊かな自然が見渡せる。
この杉も今回の旅のはじめに見た津金沢の大杉と同じで、幹のところどころに気根が垂れている貴重なスギの一本なのだ。いわゆる日本海側に生息するウラ杉と呼ばれるもの。

 

さて、オフ会もこれで終了だ。
月山に沈む夕日を皆で眺めながら東京へと車を走らせる。
福島県境の大峠トンネルで一夜を明かし、喜多方ラーメンで朝食をとることにした。
今回は有名店のA店に立ち寄り濃厚な味付けにしてもらったら、今までの喜多方ラーメンとは違った少々コクのあるものとなった。こういった味を調整してくれる店が増えたのは嬉しいことだ。

喜多方の東には猫魔ヶ岳がそびえているが、15年ほど前に一度トライしたことがある。
当時の林道はとんでもないダートで、すぐに車がスタックしてしまい志半ばであきらめざるを得ない状況だった。
今回訪れてみると道は完全舗装で、時代の流れを感じてしまう。
山頂までわずか30分ほどで到着し、眼下には火口原湖の雄国沼が広がる。

貴重な湿原のため木道が設置され、尾瀬に似たような雰囲気だ。

山頂からは喜多方方面が水鏡となって輝いている。

栃木県に入って藤原町を通過中に雨が降ってきた。
最後の最後に雨だなんて、タイミングを計っていたような感じだ。鬼怒川の森もしっぽりとした雰囲気。

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