山形オフ 

2002年5月24日〜

5月25日より山形県天童市を中心としてオフ会が開催されることになった。
3日ほど前の22日から出かける予定だったのだが、横浜の家系ラーメンの激堅(麺の茹で加減)を食べてからどうもおなかの調子がよろしくないのである。
ここは自重して前日からそろりそろりと出かけることとなってしまった。
長期予報では梅雨(私は今年はもう梅雨入りと考えている)の晴れ間、つまり五月晴れとの予報が出ており、山歩きが多い行程なのでひとまず安心といったところだろうか。

24日の早朝に家を出て、いつものお決まりのルートをたどる。
東松山〜佐野〜今市〜喜多方いわゆる会津西街道を北上というわけだが、緑豊かで風光明媚、ドライブしていても疲れが最小限に押さえられるルートである。今回は湯西川から林道を経由して田島へと抜けることにした。
湯西川のキャンプ場近くでは満開のツツジやトチの花などが出迎えてくれた。

田島に入り、林道の終点近くには思いがけなく大きな楢の木が立っていた。
大山祇神社のご神木として大切にされている様子で、日本酒など多数のお供え物が置かれているところを見ると、信仰心の厚い方が多いことを物語っているようだ。
樹のすぐ崖下には清流が流れており、イワナ釣りだろうか、釣り人が数人見られる。

会津に入り一路北へと向かう。田島で軽い食事を済ませ、途中の塔のへつりに立ち寄ってみることとした。
写真でも分かると思うが、以前は窪んだところを散策できたのだが、現在では立入禁止となっている。
崩れやすくもろいから入れなくなったのか、それとも転落者続出!なんてこともあったのかな?

近くの湯野上温泉でひとっ風呂浴びて車に戻ると、もう夕闇が迫って来る時間となっていた。
あちらこちらと寄り道しながらの移動なので、いっこうに山形には近づいていないことにあらためて気がつく次第。
明日の早朝に山形駅前で集合予定のため、今晩のうちに山形まではなんとか到着しておかなければならない。
大峠を経由し、山形市内には午後10時頃の到着となった。
日の出が早い季節でもあり、朝一でスギを見に行こうと考え津金沢集落に寝床を探す。

5時過ぎに起床し、すぐさま熊野神社へと向かう。
このスギは東北の数多いスギの中でも、しっかりと自己主張している名杉の一本である。
枝はことごとく上へ向かい、スギには珍しく乳が垂れ下がるという、全国でもここだけにしかない貴重なスギなのだ。スギの根元には、なんと大量の堆肥が!!
大枝が何本かかれてしまった形跡があるので、樹の自然治癒力に任せ堆肥を施肥してあげたのだろうか、下手な治療よりもこちらの方が効力がありそうな気がしてくる。

さて、時間も7時となった。そろそろ山形駅へと向かおうか。

天道出発組と山形出発組の2班に分かれ、寒河江の道の駅で待ち合わせの予定。
寒河江には定刻の5分遅れで到着し、山形組と合流する。
ここでメンバーをシャッフルし、まず第一の訪問先大井沢のクリへと向かう。
この樹は巨樹の会が依頼を受け調査確認した日本一のクリなのだが、当時命名した名前とはちょっと違う名称が看板にかかれていてちょっとばかり気になった。

遠方には朝日連山が望まれ、大変風光明媚なところ。
クリの股になった部分には2匹のアオダイショウがいて、ちょうど交尾の真っ最中だった。邪魔してゴメンよ!

大井沢から月山へと進路をとり、湯殿山神社へと向かう。
噂には聞いていたが、本当に不思議な神社だ。ご神体はこんこんと湯が湧く岩と聞いていたので何となく想像できてはいたが、やはりその正体は想像通りの石灰華であった。
裸足で石灰華を登っていき、頂上にはちょっとした湯船のような湯溜まりがあるではないか。
ここが神域でなくて人がいないのであれば、是非ともひとっ風呂浴びたいところだと想像してしまったのはいうまでもない。
写真撮影禁止なので写真がないのは残念だが、赤褐色色に変色し湧きだしている湯は鉄を含んだ塩化物泉のようで、舐めてみると何とも濃厚な温泉であった。
湯殿山神社の唯一残念な点は、東照宮と同じく自動的に料金徴収されるシステム(笑) があることか?

湯殿山からの下りは一帯ブナの美林。残雪がまだ豊富で、栃の根元には水芭蕉などが咲いている。

月山を下りるとそこは羽黒町。
最近の日本一ブームで他の市町村に石段の数での日本一を奪われてしまったが、実際に羽黒山を訪れると間違いなくここが日本一のすばらしい石段であることを実感できる。
途中には国宝の五重塔、傍らには爺スギが。
石段の所々には天狗や徳利、杯などの彫刻が彫り込んであり、これを探しながらの参拝も楽しいものとなるのだ。

 

計画にはなかったのだが、近くの添川集落には根子杉と呼ばれる合体木がある事を思い出し急遽向かうことにした。樹齢はまだ若く、300年ほどのものが合体したものであろうか。

この杉へ向かう途中にはヒメシャガが咲き乱れており、関西から参加のSさんはたいそう興奮気味で、しきりに花に向けシャッターを切っている。

また、就寝中のモリアオガエルを発見し、みんなで大騒ぎ。
明るい中でモリアオガエルを見られるなんて、なんて幸運なんだろう。

翌日

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