男杉女杉 (社殿左後方)

所在地 南会津郡田島町大字藤生字上平一四二三−十二

男杉 胸高幹周 七百六十センチメートル
    樹  高  三十七メートル
    樹  齢  四百八十年 (推定)

女杉 胸高幹周 @五百七十センチメートル (双幹樹)
           A五百十センチメートル
    樹  高  三十四メートル
    樹  齢  四百八十年 (推定)
           (計測日 平成十二年六月二十七日)
田島町指定天然記念物  指定日 昭和五十四年十月八日
福島県緑の文化財    指定日 昭和五十八年二月十七日

男杉女杉の名称の起源は明らかではないが、男杉は樹幹の雄大さ、女杉は男杉に比して淑やかに映ること、或いは別な点から 呼称されるようになったのかも知れないが、古くからそれぞれの樹幹の目通し付近に墨書銘記がみられます。
樹齢についても文献等残っていないため明確ではないが、社殿に残された棟札の最も古いものに、「永禄三年」の記があり、 また室町・南北朝時代の作とみられる御正体の祭祀も残っていること考慮し、当時から存在したと仮定すると約四百八十年となります。 また神社草創の時代に植栽されたものと推測することもできることから、尚樹齢を数えていることも考えられます。
男杉女杉は、田島町現存では屈指の巨木・古木です。周囲にも胸高幹周四メートルを超える大木が十数本あり、社祠全体を保護する目的を有しています。

作成 平成十四年十一月 田島町緑化推進委員会

貴重な文化財を大切にしましょう。
 

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男杉女杉





男杉女杉
指 定 福島県緑の文化財
指定年月日 1983年2月17日 
所在地 福島県南会津郡南会津町藤生
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★★  下車後徒歩10分ほど
撮影日 2006年10月11日
 環境省値  解説板値 実測値
幹  周    7.6m    7.6m    7.3m
樹  高     34m     37m     
樹  齢  300年以上   推定480年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 計測値は男杉

私にとって会津田島の町は、もう40回近くは通っている通い慣れた道である。
しかし、ここにこれだけのスギの巨木があるとはつい先日まで知らなかった。環境省資料も目を通したはずであったが、どういう訳か漏れてしまっていた。
現地に赴くと集落の外れに大きな男杉女杉の解説板を発見し、すぐに見つかったと安堵したのであるが、周囲を見渡しても何処にもそれらしく大きなスギなどは存在しない。
通過する車を停め、詳細を聞いてみると車では入れない集落裏手の山中にあるという。解説板を発見してぬか喜びをしていたわけだ。軽トラック専用のような細い道を100mほど進むと、ようやく赤い鳥居が見えて神社の存在を知ることになる。
神社境内に到着しても大スギは見えない・・・・。いったいどうなっているのかと周囲を見渡すと、遙か奥の斜面に一本の大スギが見え隠れしている。「あれだっ!」と、斜面を駆けのぼる。と同時に50mほど離れた同じ高さの斜面に、もう一本のスギも発見することができた。
本殿の南側にあるものが男杉で、こちらの方が単幹で幹周も大きい。いっぽうの女杉は合体木で、幹からは気根を垂らしているのであった。
男杉(写真上)はいかにもスギらしい姿であるが、面白味に少々欠けるだろうか。その点、女杉(写真下2枚)は変化があって面白い存在だ。
微かに踏み跡が付いているので、それなりに見学者もいるようだ。



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