国指定天然記念物 大山の大スギ

海抜862メートルの山上に千数百年の風雨に耐え大空をついて立つ大木の姿を仰ぐとき、そのたくましい生命力の力にうたれ幾重にも重ねられた 年輪の中に秘められた長い歴史を偲ばれるこの大杉は、昭和18年国の天然記念物に指定されたもので、去る昭和34年の伊勢湾台風で付近に林立する多数の巨木が 倒されたが、幸いにもこの神木は倒壊をまぬがれた。
目通り8.9メートル、樹高36メートル、樹齢推定1200年、尚この大木を含む白山神社の社叢は、昭和47年12月白川町天然記念物に指定されており、 これより南東約100メートルのところに二本の大木が互いに手を取り合ったような夫婦杉を仰ぐことができる。
 

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大山の大スギ 






大山の大スギ
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1943年8月24日 
所在地 岐阜県加茂郡白川町水戸野大山
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★★  下車後徒歩10分以上
撮影日 1996年11月3日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周    8.9m    8.9m    9.1m
樹  高     36m     36m   
樹  齢   300年以上    1200年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

大森白山神社の大スギを見てから、大山の大スギに向かったのだが、ようやく車が一台通れるほどの道であった。よくぞここに神社を造ったものだと感心したのを今でも思い出す。もう10年も前のことであり、現在はどうなのかまた確認しに行かねばならないようだ。
大山白山神社の駐車場は意外にも広く、ここから石段を約10分登らなければならない。途中には女夫杉(写真下)と呼ばれる境内では第二の大スギもあり、これを見つつ奥の院を目指すこととなる。
大スギは山頂近くの石段脇にあり、いかにも歴史を感じさせる樹姿である。昭和34年の伊勢湾台風により境内林はかなりの損傷を受けたそうだが、大スギはそれを耐えきり、現在でもその勇姿を我々に見せてくれている。その姿は奈良県の玉置神社「神代杉」と似ていると言ったらよいだろうか。
100本以上の大スギが繁る境内林は石段とともに県の天然記念物に指定されており、こちらも是非見ておきたい。



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