JR高山本線の下油井駅付近の板東橋を渡り、飛騨川の左岸から宇津尾谷を約3kmほど遡ると、小さな集落とともに大森白山神社にたどり着く。鳥井脇に大スギが聳えているので、迷わずにたどり着けるはずだ。
私が訪問したのは96年当時。
何と言っても驚いたのが根の形相の凄まじさであった。
根元に道路を通した影響だろうか、根が高く露出しており、まさに根上がりスギとでも呼べそうな姿であった。しかし最近の姿をネットで見ると、根元付近は埋め立てられてしまい、最大の特徴を奪われた格好となってしまったようで少々残念だ。
神社の整備と同時に、大スギの根元周辺も整備されたようだが、できれば根元付近は手を付けないで貰いたかった。
周辺のスギよりも頭ひとつ抜きんでており、いかにも御神木然とした姿で、重量感のある姿である。
伊勢湾台風を耐えたスギである、町の宝としてこれからも元気でいて欲しいと願うばかりだ。