平成元年、その翌年と二度にわたって訪問を挫折したスギである。山頂の大光寺に通じる道が春野町からだけだと思い込み、ぬかるんだ泥道を登っていったが、二度とも途中でスタック。
平成3年に森町側から攻めることにより、念願かなってようやくご対面となったスギである。その時の写真は古いマミヤRBを使っていたこともあって、露出に失敗してしまい全く使い物にならなかった。何度行っても試練を与えてくださるスギだった。
撮影ポイントも一点に制約され、似たようなアングルしか取れないのも悩みの種だ。
2001年に再会し思ったことなのだが、カヤの樹皮にとてもよく似ている。枝振りもカヤに近いようだ。静岡のスギは一種独特の雰囲気を持っているのが多いと、今更ながら思う。
昔から名前を知られたスギで、昭和初期に刊行された老樹図鑑にもこのスギのことが紹介されている。静岡県内では最大のスギであろう。
※1 現地解説板による