天然記念物 五十谷の大スギ

一、名称 五十谷の大スギ

二、県指定年月日 昭和五十年十月七日

三、指定理由
スギの古木として、樹勢はまだ若く優良樹と確認されている。 比較的自然状態が良好に保たれている環境の山林中にあることから、初め実生としてブナ帯に野生したものが、周囲の薪炭林又は焼畑による 開発に耐えて生き残ったものと解され、過去の植生の残存を示すものとして貴重なものである。

四、 説明
この大スギは、独立樹として存在し、樹高役三十八・五メートル・胸高周囲七.二七メートル(根元周囲八.七八メートル)に及び、 樹齢一二〇〇年と推定される。太い力枝は既に地上一メートルにみられ、初めやや下向き水平方向に延びるが、まもなくやや垂直方向に伸長している。 分枝は密に存在し、枝張りは二七.五メートルに及ぶ広円形樹型を呈している。
言い伝えによると、西暦八百年頃諸国行脚の弘法大師が この地に来たり枝を地にさしたのがこの杉であるという。またはここに定住の地を求め、けものを追った人びとがここ堂川筋の山あいの地に落ちつき 、巨大な杉を神木として祭ったともいう。ある年この木に巣くった鷹を捕まえ、藩主前田候に献上したところ、候はこれを喜び、ほうびの品を下賜したともいう。

五、注意事項
大杉近辺での、たき火、掘削等 大スギに影響を与える行為を禁止します。

昭和五十八年十月二十八日設置 鳥越村教育委員会
 

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五十谷の大杉





五十谷の大杉
指 定 石川県指定天然記念物
指定年月日 1966年10月26日 
所在地 石川県白山市鳥越町五十谷イ144
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 合体木か?   
お勧め度 ★★☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2005年10月29日
 環境省値 解説板値  実測値
幹  周    7.9m   7.27m    8.0m
樹  高     39m   38.5m   38.5m
樹  齢  伝承1200年    1200年   推定800年
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

このスギの特徴は、なんといっても横に伸びる枝であろう。
人間の手により、支えなどの処置はやむを得ないが、それにしても良く折れずにここまでの長さに成長したものである。
横に向かう枝も素晴らしいが、決して樹高も低いわけではない。40mに迫らんとする樹高は、周囲のスギ達よりも頭一つ抜きんでている存在だ。
西暦800年頃、諸国行脚をしていた弘法大師がこの地に来たとき、持っていた杖が根付いたものがこのスギである、という伝説が残っているが、もしこの伝承が本当ならば伝承1200年は正しいことになるのではあるが・・・。
このスギを訪問した際には、是非となりにある蕎麦屋さんに寄ることをお勧めする。私は時間が無くて寄ることはできなかったが、何でも地域では有名な名物店なのだそうだ。
撮影中もずっと蕎麦屋のイヌがまとわりついていたのを思い出す。



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