会津西街道から舘岩に入って、最初の大きな集落である八総の集落の上に均整の取れた針葉樹がある。
道が分からなく、なかなか近づくのに苦労したが、根元に近寄ってみると巨大なサワラであった。
幹周は7.9mと計測してしまったが、これはとんでもないサワラだと瞬間的に感じた。
帰ってきてから詳細を調べてみたのだが、やはり全国で4位の大きさであった。
長野県のものが8mと報告されているが、実際には7mほどの大きさであるので、実質日本で3位のサワラとなる。
これほどのものが名前もないまま、ひっそりと佇んでいるのだ。
季節はちょうど稲の収穫時期。周囲にいた農作業をしている方に詳細を聞いても、名前などは全くないのだという。
数年前に伐採してしまったヤマザクラの方が価値があったと思いこんでいるようであった。
そのような経緯から勝手に命名してしまったが、寄り添って立っている姿はまさに夫婦。これ以外の名称はちょっと思い浮かばないのだ。