■ 天保林大ヒノキ

岐阜県益田郡小坂町大字赤沼田

幹周   3.60m
樹高     35m
樹齢    158年(推定 2000年時点)

 

           データはすべて公表されている数値です

小坂町赤沼田(あかんた)は天保13,14(1842-1843)年に天然のスギ、ヒノキ、サワラを植林した地。全部で4079本の植林をしたと記録に残っているそうだ。
明治大正の頃に間伐が行われたが、それ以後は全くの手つかずの森で、全国にも例の少ない高齢の造林木として価値が高いとされている。
昭和37年には学術参考保護林に指定、平成5年からは赤沼田天保ヒノキ群落保護林として保護にあたっている。
100選に指定されている天保のヒノキは巨木というには少々細いが、この森の中ではさすがに際だった存在である。
小さな小川越しに赤い樹肌が視界に入ったときには、

その格調高い姿にハッとさせられるであろう。


 

 ご案内

高山本線沿いの国道41号線を小坂大橋の交差点より鈴蘭高原方面へと入る。
約3kmほど進むと赤沼田の集落があり、分岐より右へ入り約3kmダート道を行く。
林道を進むと、大きな天保林の案内板が出ており、広い駐車場とともに立派な天保林の解説板がある。
車を駐車場に置き森林内へ下り約10分ほどで天保林大ヒノキに到着する。
人工林としては珍しく、水が豊かなのも珍しい。
その水の豊富さからか、途中に出会うカツラなどは迫力充分で、巨樹と呼ぶに充分な風格を備えている。
森の中には様々な野生生物も生息し、人工林とはいえ現在では彼らの貴重な生活の場となっている。



 

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