小坂町赤沼田(あかんた)は天保13,14(1842-1843)年に天然のスギ、ヒノキ、サワラを植林した地。全部で4079本の植林をしたと記録に残っているそうだ。
明治大正の頃に間伐が行われたが、それ以後は全くの手つかずの森で、全国にも例の少ない高齢の造林木として価値が高いとされている。
昭和37年には学術参考保護林に指定、平成5年からは赤沼田天保ヒノキ群落保護林として保護にあたっている。
100選に指定されている天保のヒノキは巨木というには少々細いが、この森の中ではさすがに際だった存在である。
小さな小川越しに赤い樹肌が視界に入ったときには、
その格調高い姿にハッとさせられるであろう。