■ 平湯大ネズコ

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯

幹周    7.6m
樹高     23m
樹齢   1000年(推定)

 
           データはすべて公表されている数値です
             詳細は全国巨樹MAP「平湯大ネズコ」へ

林野庁の森の巨人たち100選に選定される以前、平湯まで出かけ探し求めた樹だったが、当時は知る人もほとんどなく、目的は達せずに肩を落として帰ることとなってしまった。
2003年にオフ仲間と連れだって再び訪問。今度は全く心配することもなく、整備された山道をワクワク気分で登ることができた。
第一印象は「でけぇ〜」、これがいつわざる心境。
山形で発見された日本一の「朝日のクロベ」よりも間違いなく数段大きいようだ。
林野庁が建てた解説板には7.6mと、今時にしては何とも謙虚な数値。
樹の方はというと、空洞や大枝の折れもなく、ほとんど痛みらしいものは感じられない。1000年を経たものとしては特筆に値する。
またこれを編集して気が付いたのだが、標高1500m地点でのこれまでの巨樹は珍しく、東京都「大ダワのイチイ」山梨県「櫛形山のカラマツ」などに次ぐ高所の巨樹であろう。

 

 




 ご案内

● 高山、松本のどちらからでも国道135号線の安房峠を目指す。松本からは安房トンネルの開通によって、非常に手軽に訪問できる地となった。
旧上宝村の平湯地区にネズコはあるが、温泉街から南に約1km、平湯大滝入り口に近いキャンプ場の斜面に位置している。
キャンプ場にはクロベの所在を示す案内板も設置されており、迷わずにたどり着けるのはありがたい。
登山道を登り始めて15分から20分ほど、大クロベの登場である。
根元にはウッドデッキが設置されており、よくぞこの急峻な地形に作ったものだと感心する。
樹の素晴らしさはもちろんだが、このデッキ付近からの北アルプスの眺めもまた素晴らしいものである。
帰りには平湯大滝を見て帰られることをお勧めしたい。
良くを言えば、奥飛騨温泉郷で一泊するのがベスト。

なお、宝川村は高山市と合併し、住所表記が変更されています。 
      


 

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