■ 白神のシンボル (ブナ)

秋田県山本郡藤里町藤琴字藤琴沢国有林135林班ち小班

幹周   4.85m
樹高     26m
樹齢    400年(推定)

 
           データはすべて公表されている数値です
             詳細は全国巨樹MAP「白神のシンボル」へ

白神山地は原始のままの世界最大のブナ林があるということにより、世界遺産にまで登録されてしまった。
日本にあるブナは日本固有種で、それぞれアメリカやヨーロッパにもブナの仲間はある。日本固有種で世界最大の面積と言われてもピンと来ないのだが。
世界遺産の登録された地域は天然林ではあるが、それ以外のところは二次林が多く、巨木といえるブナはほとんどない。

ようやく白神山地も、一時の異常な観光ブームは去ってきたようであるが、それでも白神が最高のブナ林だと思いこんで訪れる方が後を絶たない。
そんな白神の中で、もっとも大きいブナであろうと思われるのが、この白神のシンボルである。
比較的アクセスも容易で、誰しもが気軽に訪問できるブナであろう。
現在は立派な解説板が出来上がっているが、ブナの方はというと、大きな枝が落ちてしまい満身創痍の状態である。

 

 

初めて目にした瞬間は、その樹皮の色の黒さなどから「ああ、大きなミズナラがある」と勘違いするほどであったが、近づくにつれ、それはミズナラではないことに気がつく。
訪問当時、このブナはまだ著名にはなっておらず、木肌に直接触れたりできたのであるが、現在はどうなのであろうか。

ブナの根元でコンサートやロケなど、様々なイベントを開いたらしいが、エコツーリズムが嫌いな私にとっては疑問だらけ。何故にもっとそっとして置いてあげない?と思うばかりだ。




 ご案内

● 国道7号線の旧道から県道317号線西目屋二ツ井線に入り、一路岳岱自然観察教育林を目指す。約1時間ほどであろうか。
岳岱自然観察教育林駐車場に車を停め、入り口より徒歩7分ほどで、あっけなくブナと出会うことができる。白神は巨樹に出会うというより、ブナ林のすがすがしさと触れ合うといった考えで訪問するのがよいだろう。

気軽にブナに出会いたいのであれば、鰺ヶ沢町黒森に「ミニ白神」というブナ林がある。
巨樹の会が町の担当者の方に案内していただいたことがあったが、名前は「ミニ白神」ではなく、黒森は黒森で行ったらどうですか?と進言したものの、やはり白神のネームバリューには勝てず、そのまま押し通してしまったようだ。
        


 

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