■ 若スギトウダの二又

福岡県粕屋郡篠栗町若杉 若杉山国有林17林班あ小班

幹周   6.91m
樹高     35m
樹齢   200−300年(推定)

 
           データはすべて公表されている数値です
             詳細は全国巨樹MAP「トウダの二又杉」へ

かつては若杉山の入り口付近にある「綾杉」だけが知られる存在だった。地元住民の間では、さらに奥にある巨杉の存在は知られていたようだが、ここ数年の調査により、次々と巨大なスギたちが人の目に触れることとなったのである。
遊歩道脇にある「若スギトウダの二又」は二本が合体したものか、株別れしたのかは不明だが、エネルギーに満ちあふれた若々しい印象だ。
主幹は見事な直幹であり、樹高もかなりの高さだ。

どのような理由からなのかは分からないが、この森に存在するジャレ杉、大和杉などは
「若スギトウダの二又」よりも数段大きなスギであるが、森の巨人たち100選にはなぜか選ばれなかった。
大和杉が指定されないのであれば、森全体として100選に指定をする事はできなかったのであろうか。これが現地に訪問して、私の感じたいつわざる心境である。




 ご案内

● 篠栗町の若杉楽園までは、車があるのであればすんなりと行けるであろう。駐車場も整備されているので何の心配もいらないのは助かる。
若杉山の巨杉群への登り口はここからである。登りはじめると、10分ほどで「綾杉」があらわれる。節くれ立った幹が特徴で、いかにも古木といった佇まいを見せてくれる。
さらに登り続けると二手に道が分かれ、左に進路を取るとすぐに「七又杉」に会うことができる。落雷の影響でも受けたのであろうか、幹全体がすでにボロボロ。ここから10分ほど登った地点にこの森のハイライト、「大和杉」に出会える。
一株から幹が分かれて成長したもので、解説板によると幹周は16mを越える大きさ。いかに株立ちとはいえ、この迫力は超弩級で、一見の価値があるスギである。
上記の分かれ道を右に行くと、森の巨人100選に指定された「若スギトウダの二又」に出会える。
さらに遊歩道を奥に進むと、この森最大の「ジャレスギ」が待ち受けている。
やはり落雷の影響であろうか、主幹はすでに無く、少々無惨な姿をして立っている。
2時間ほどあれば、森の中を一周できるほどの規模である。


 

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