■ 弘法大師のさかさ杖

長野県小県郡東部町新張山国有林11林班ね小班

幹周   3.77m
樹高     17m
樹齢     不明

 

 
          データはすべて公表されている数値です
   詳細データは全国巨樹MAP
「大師の逆さ杖シナノキ」

弘法大師諸国行脚の際、この地で休んだ折りに地面に刺したシナノキの杖が根付いたものとされている。こういった伝承は各地に残るが、真意のほどは定かでないものがほとんどであろう。

長野県の名前の由来でもあるシナノキ、かつてはこのあたりも一面にシナノキが成長していたのだろうか。
かつては交通量も少なく、のんびりと過ごしてきたこの樹も、現在では週末ともなると多くの車の排気ガスにさらされ、おまけに大型ダンプまで根元を走る劣悪な環境にさらされ始めているのは気がかりだ。

一般にはこの樹の名称は「大師の逆さ杖シナノキ」と呼ばれているが、林野庁の森の巨人たち100選は、名称が違っていることが多い。

 




 ご案内


● 国道18号線、または浅間サンラインと呼ばれる快適な道路を進み、湯ノ丸方面へと続く県道東部嬬恋線へと入り、そのまま山上を目指す。
約8kmほど進んだ地点、大きなS字カーブのあたりに道路に覆い被さるような木が見えてきたら到着だ。

根元付近はかなりの広さに道路が拡幅されており、このシナノキを見るために作られたものであろうと想像され、駐車スペースの心配も無用である。
想像以上に交通量が激しく撮影には注意が必要であり、
 大型観光バス、大型ダンプもひっきりなしに通過する。

春にはフクロウの営巣もみられるが、この環境では無事に巣立っているのかは微妙なところだ。


 

 

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