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北海道のほぼ中央部、大雪山西麓に佇むカツラの巨樹。
大雪山に源流を持ち、人跡未踏の中を流れ下ってきた忠別川がようやく人里に遭遇するあたり、原始の森の中にカツラの巨樹たちがひっそりと息づいている。その中で最も大きなものが、この森の神様だ。
主幹に当たる部分は既に失われたようで、ヒコバエの数々によって樹形を保っている状態。
忠別川の氾濫原にあり、周辺はほとんどフラットな地形だが、いかにも湿潤な雰囲気でカツラの生育には最適の地のようだ。
根元まで車道が通じており、気軽に訪れることができるカツラの一本だ。
忠別川はその源流付近は人も寄せ付けない未開の地。その忠別川に育まれて成長するこのカツラ、なんと贅沢な地を選んで萌芽したのだろう。