渡島半島西部の乙部町。
小茂内川を遡った富岡地区の山林内にあるカツラの木である。
この木の特徴は何といっても上部で2本のカツラが癒着していることであろう。この事から、長いこと「縁結びの桂」として親しまれてきた。
このカツラと、中国湖南省・張家界(ちょうかかい)市の「重歓木(じゅうかんぼく)」は姉妹樹として指定された。重歓木も連理木で、同じように縁結びの木として親しまれている。100選に選定されてからは、「縁桂」としても呼ばれるようになった。指定後は約1kmほどの遊歩道にウッドチップを敷き詰められ、カツラの周囲にはウッドデッキが設置されてしまった。山奥にあるからこそカツラなのであって、この処置によって雰囲気が台無しになってしまったのは残念で仕方がない。