初めて訪問したのが1989年であったが、木全体をツルマサキやフユヅタがすっぽりと覆ってしまっており、その間から数本の枝が横に出ている状態であった。
根元を国道299号線が通り、振動と排気ガス、ツタと三重苦に苦しめられていた。97年に訪問した際が写真のもので、ツタは取り除かれたが時すでに遅し、もうモミの生命力は尽きる寸前であった。2005年に訪問の際は、ついにその姿はなく、石碑がその存在を知らせているだけであった。
モミとしては全国的に見ても、かなり大きなものであったが、残念ながら枯死してしまった。
現在は切り株跡に若いモミが植えられており、二代目として成長を続けている。かつての雄志が再現されるまで、300年以上待たなければならない。