国指定天然記念物 東郷のクス

ひむか神話街道

昭和26年6月9日指定

東郷のクスは、平成14年度実施の樹形調査で、樹高18.4m、根回り13.9m、胸の高さでの幹周り8.9mを測る。
樹幹は、地上約5mで三幹に分かれる。枝張りは、東に7.8m、西に13.0m、南に12.2m、北に8.3mをそれぞれ測る。
南側面には椋の木が抱き込まれている。
平部橋南著の「日向地誌」には、「社地内に老楠2株あり、いずれも600〜700年以上(鎌倉時代)と推定されている。
 平成5年度には、害虫のクスサン(蛾の幼虫)が大量発生し、樹勢が急激に衰えた為、土壌改良も含めて樹勢回復事業を実施した。その後樹勢は回復しつつあった。 
 しかし、最近になり再び害虫被害(シロアリ)が広がった。また、もともと立地条件が低地である為、排水が悪く 根茎部の腐朽が進み、新根の発育もほとんど見られない状況にあり、国庫補助を受け、平成14年度から2カ年の継続事業として
樹勢回復及び排水施設設置事業などを実施することとなった。

[管理者]
日南市教育委員会 社会教育課
Tel0987−31−1145

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東郷のクス 





東郷のクス
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1951年6月9日 
所在地 宮崎県日南市東郷、大宮神社境内
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 痛みがひどい、樹木医による治療
特記事項    
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2005年10月29日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周   10.0m    8.9m   9.08m
樹  高     40m   18.4m     23m
樹  齢   300年以上   700年以上   
実測詳細 2001年に地上1.3m部分を計測  

日南市飫肥の東方約4kmにあるクスの巨木。
九州内に見られるような顕著な根張りを持たず、どちらかというとスマートなイメージを抱かせるクスである。
このクスの特徴は、南側の根元付近にムクを抱え込んでいることで、クスの締め付けによりムクはほとんど成長できずにいるが、現在でも健気に生きているのである。
かつてはこの神社自体がクスの巨木林だったとされ、その切り残しがこのクスノキだと言われている。

かつては樹勢も旺盛であったが、平成5年あたりから害虫が発生し、樹勢が急激に衰えたそうである。
これに対して平成14年から樹勢回復の治療が施され、現在養生中であるとのこと。
大きな枝をかなり失ってしまったが、残っている枝には葉が健全に茂っており、これからは徐々に回復していくものと考えたい。



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