厚木市を通過する国道246号線からほど近い、遍照院の境内にある神奈川県有数のクスノキ。周辺は住宅街で、その一角に遍照院の静かな境内が広がっている。
根元には池があり、そこから水分が充分に補給されているようで、武田信玄が放った戦火で傷ついた幹にとっては非常に好都合であるのだろう。樹冠付近の枝には衰えが見られるものの、下部の枝からは若草色の綺麗な若葉で満たされている。
最近では日本に自生はないとまで言われ始めているクスノキ。神奈川県のふきっさらしのこの台地に、よくぞここまで成長したものだと称えてあげたいクスノキである。
※1
県指定年月日
※2 環境省調査による
※3 現地解説板による