古くより知られた大ケヤキで、東根のケヤキ、原町の大ケヤキとともに、日本三大ケヤキとも呼ばれていた。しかし、写真でもお分かりのとおり、現在の姿にかつてのイメージを想像するのは酷であろう。
古い写真を見ると若々しく雄大な樹形であったようが、落雷や台風などの被害により失われた部分が多く、現在では西方に大きく空洞を抱え、ほとんど幹が分断された格好となっている。
二分された幹のそれぞれの大きさは各 8.6m 8.3mもあり、それだけでも立派なケヤキであるのだが、なにせ姿があまりにも痛々しい。支柱に支えられながら生き長らえている印象が拭いきれない。
しかしこのケヤキにも96年から樹勢回復手術が施され、根元を通過する道路の撤去、柵の設置などの対策がなされたという。徐々に樹勢回復へと向かって欲しいものである。
周辺はブドウ、桃など一面の畑で、その中にケヤキの大きな樹冠がポツポツと見え隠れし、どれもが結構な大きさのケヤキである。かつては巨大ケヤキの生い茂る森であったのだろう。その生き残りが三恵の大ケヤキであろうか。
※1 環境省資料による