実に13年ぶりの訪問であった。
当時の樹形よりもこぢんまりとしてしまっているが、これは昨年(2004)に枝の落下を防ぐために危険な枝を切り落とした結果なのだという。13年前の写真と比較すると、下枝の成長が著しく、全体の葉の量も増えてきているようだ。
昭和40年以前の姿は完全な半球形で、独立木ゆえ完全な発達を遂げた姿をしていた。しかし、ケヤキの巨樹たちのほとんどが悲鳴を上げ続けているなか、大六のケヤキだけはどこ吹く風。
1992年時に計測した幹周は11.8mであったが、2005年には12.35mまで成長しているのであった。
当時はこのケヤキを見に来る方などは皆無。駐車場もなく、所有者の方の庭先に停めさせていただいたのを思い出すが、現在は50mほど離れたところの児童センターに駐車することも可能であり、散策路までついている。
今回の訪問はケヤキを見る目的がメインではなかったので、1時間ほどで現地を後にしたが、その間中、持ち主の方が畑仕事をこなしながら説明してくれたのには、感謝の念でいっぱいだ。
もし、全く人が手を付けないでいたなら、どんな樹形であったのであろうか。興味は尽きない。
※1 環境省資料による