ある意味、車で気軽に出会えるカツラとしては全国でも最大のカツラであろう。
竹ノ内からさらに糸井渓谷を数キロ遡り、最後はカツラ保護のため通行止めとなる林道を約10分の徒歩。まさに巨大な木の集合体で縄文杉、蒲生の大クス何するものぞ、といった雰囲気である。
さすがにこの巨大さには私も度肝を抜かしてしまった。
主幹はすでに朽ち果て、ヒコバエで形成された中心部はぽっかりと空間が占めているのであった。カツラの常であるが、沢沿いに生育するため根を洗い出された形跡があり、長大な根が地面を這う姿はカツラの生命力の強さを表しているようだった。
樹齢は2000年ともいわれるが、その樹齢に恥じないすばらしいカツラである。
撮影日 2002/3/24