前々から気になっていたイチョウだったが、何度探しても分からない存在であった。
今回の白神の調査の際(2006)、十和田市の巨樹も合わせてご案内いただいたのだが、その際に戴いた資料の片隅に載っているイチョウがあり、それがこのイチョウであった。
十和田市西部の柏地区にあり、山裾に位置するひっそりとした神社の境内に生育していた。
同じ境内にはカツラの巨樹も2本有り、いかにも山間部の神社といった雰囲気である。
イチョウは株立ちとなっており、主幹の8.6m、2.6m、1.8mの株もあり、規模としては相当大きなイチョウである。
地面に銀杏が落ちていなかったことからも、雄であると推測される。これほどのイチョウが無名でいられる。まさしく十和田市は巨樹の宝庫である。