村山浅間神社の参道石段を登っていくと、社殿の右手前に頑丈な鉄柵に囲まれて立っているのがこのイチョウである。
樹高は幹周の割に低く、主幹が失われた格好である。
環境省の報告値が16mというのも、すでに15年近くも過去の話であるから、実測した21mの値からすると、15年で5mほどの成長を果たしたと考えられる。
主幹が失われているので、まったくと言っていいほど樹形に威厳がないのは残念であるが、乳の量はかなりの数に上り、このイチョウのセールスポイントとなるべき点であろう。
境内には県指定の大スギの他、かなりの古木のスギが点在している。
かつては最古の登山口として賑わった村山浅間神社の面目躍如といったところである。