本門寺の正面参道の右奥、広大な敷地内に立つイチョウである。
根元付近で2本が合体したものであるらしく、巨木といえるかは疑問であるが、根元付近は癒着によってかなりの太さではある。
そのまま計測すると、8.06mもの大きさだ。
環境省の調査報告では8.2mとの報告がなされている。
2本が合体したものの、すでに片方の幹は失われており、細い幹がひょろひょろと伸びているだけであり、根元付近だけが肥大した状態なのである。幹の上部に乳が垂れ下がっているが、その数はわずかである。
この樹形では、やはり風格には欠ける点が多く、指定などはまったくされてはいない。
このイチョウは雌株で、夏場であるにもかかわらず、数多くの銀杏を地面に降らせているのであった。
題目杉が示すとおり、このあたりは生育環境が良好であり、近い将来には、このイチョウも巨木として認識される日も近いのかも知れない。