石井町にはイチョウの巨樹が多い。
その中でも最大の物であると思われるのが、この天神のイチョウである。
本殿の左手前に鎮座する姿は威風堂々とした姿で、数多くの気根に全身を纏われ、迫力十分の姿である。
本殿を挟んで右側はゲートボール場となっており、連日ご近所のご老人達でにぎわいを見せている。毎日毎日イチョウは観客として練習風景を見下ろしているかのように感じ、微笑ましく感じられた。何となく幸せそうにしているイチョウであった。
神社前の道を挟み、クスノキが数本並木を形成しているが、かつての神社参道であったようだ。そのうちの一本はなかなかの大きさで、根元には鶏が放し飼いにされており、とても人なつっこい奴だった。クスノキを撮影していると足許にまとわりつき、どこへ移動してもシャッターの音とともにコッコッコ!と聞こえる。
動物とともに記憶に刷り込まれた樹は数本あるが、この樹も忘れがたい存在になってしまったようだ。
※1 環境省調査による
※2 現地解説板による