現在は合併して諫早市となったが、旧小長井町のJR長崎本線長里駅から約2kmのところ、町を一望できる斜面に立っているのがこのオガタマノキだ。
ひと頃、トヨタのCMでこの樹が取り上げられたので、憶えていらっしゃる方もいるでしょうか?さすがにCMでは雰囲気のよい樹にとられていましたが、実際この樹の上に立ち眺めると、恐ろしいまでの生命力を見せる樹でもあります。
かつて持ち主の方が建材にするため、幹の途中から伐ってしまったと言われており、そこから数多くの枝が生長し、現在見られる姿になったのだとされ、一種の「あがりこ」と言っても良いでしょうか。したがって樹冠は雄大で、とてもオガタマノキのそれとは思えないほどの大きさに成長しています。
樹上にはエノキ、ムクノキ、クスドイゲ、オオイタビ、イヌビワなど多くの着生があるが、樹勢は盛んで、お構いなしにと成長を続けている様だ。
樹下の道路建設の際、よくぞ伐られずに済んだものだと感心するばかりだ。