鳥海山北麓の中島台レクリエーションの森内にあるブナの巨樹。
鳥海山麓のブナ林は最近とみに注目されるようになってきたが、そのほとんどは「あがりこ」と呼ばれる人手の入ったブナ林である。
中には古代ブナと呼ばれる貴重なブナも生育し、点在する湖沼にはマリモも見られる時代の流れから取り残された桃源郷のよう。
おそらく東鳥海山崩壊による岩屑なだれによって、ある程度進化していた環境がリセットされた結果であろうか。
あがりことは、地上から上がったところから子が出ているという意味を表しており、かつて人により伐採され、その部分から新たな芽が吹き成長していったものであろう。よく奇形ブナといわれるようであるが、それはブナに対して失礼と思うのであるが・・・。
※1 森の巨人たち100選より