雨豪之衆檜枝岐落人伝説

平成11年7月
by 古森 雲遊(ベベパパ)  

<其の壱>

 雨にゆき風にゆきても鉄馬の
  背を分かつともわれこそゆかん

 いつの頃からか彼の鉄馬旅人の一団のことを人々は烏合の衆ならぬ雨豪之衆と呼ぶようになっていた。嘗ては大名、旗本ともてはやされ街道筋を巨大な鉄馬を連ねて轟音響かせ闊歩する様は民衆から畏敬の念をもって見られていたようである。だが、今はどうであろう。一団が集まる度に全天かき曇り重たく暗い雨雲が上空を覆うのである。そして、降りしきる雨の中を進む様はさながら戦に負けて落ち延びる平家の武者のごとく、のろのろよたよたと濡れそぼって進むのが常となってしまった。
敗残の将兵を語らずと言うが彼の一団の将自ら雨男を名乗り、副将、中堅、新参者に至るまで雨男であるかの如く言い広めるに、雨に負けた責任を軽減すべく連帯責任とする事と見たり。かく言う筆者自らも雨男であることを公言して憚らず、畢竟「雨豪之衆」と一団を銘打つことで己の招いた災いではなく有耶無耶にしようという腹積もりなのである。

過去六度に亘る行軍において雨の降らなかった時は無いと言っても過言ではない。雨でなくても強風であったり霧であったりと某かの障害が天からもたらされてきたのである。
だが、それらの艱難辛苦をものともせずひたすら行軍を続ける様を見ると鉄馬の武者が修験者に思えてくる。

<其の弐>

 やまのはの王者の星とてあまごろも
   雨にゆきては星もかくれり

 関越道三芳の宿場にて集まるべく宵の内から出立したにも拘わらず、都大路の混雑を抜けるのに三時余りもかかってしまった。それまで降り続いていた雨の後久しぶりの乾いた路面に這い出してきた蚯蚓のごとく数多くの民衆の乗る箱車が路上に蠢いていた。遙かに巾の狭い鉄馬でさえ通り抜けられないほど道幅一杯に蔓延っているのである。そんな都大路を往くのを諦めて、遠回りでも前に進むべく甲州街道から府中街道、所沢街道へ抜け、何とか関越道に入り込み、三芳の宿場に着いたのは予定の刻限間際だった。だが、誰も来ていない。
そうこうする内に真新しい鉄馬に乗った見慣れぬ武者がやってきた。どうやら今回が初めての新参者の武者らしいのだが、年はかなりの高齢者であった。その後現れた古参の武者にも一人一人名刺を差し出し、挨拶をしていたのである。そんな折り前回一人だけ本田金翼鉄馬であった武者が今回は山羽王者之星に乗ってやってきたのである。改心して皆と同じ鉄馬にしたのかとその出で立ちを見ると、相変わらず武者らしからぬ格好をしていた。兜の下には手拭いを巻き、汗にまみれた腹をむき出しにし、足には長靴ならぬ指の分かれた足袋に草履履きという暴挙に及んでいたのである。果たして昼餉に入る予定の苗場君主飯店に入れてもらえるのだろうか。なかなか灰汁の強い武者ではある。
 一通り集まった騎馬武者は、次の集合場所である上里の宿場に向けて歩を進めた。相変わらず鉄馬たちの轟音には凄まじいものがある。音と馬体の大きさに周囲の目が集まってくる。武者たちにとって一番気分の良いときかもしれない。天から水が降ってくるまでは。

 半時ほど進んで上里の宿場に着くと、そこには馴染み深い武者の顔があるはずだった。
だが、そこにいたのは馴染んでいた髭のない見慣れぬ顔の馴染みの武者だった。遠回しの言い方になってしまったが、要は長年たくわえていた髭を落としてしまった幸手の武者だったのである。聞けばたまたま手入れをしていて切り損ない、ああだこうだしている内に結局全部剃り落としてしまったとのこと。
・・若返ってしまった。髭があった方が野武士らしくて良かったのに。

 落ち着く間もなくすぐに出立した。途中高崎の路上で待っていた武者と合流すると、赤城の宿場に立ち寄った。そこで摂津からやってきた若武者と落ち合ったのだが、前日の夜に摂津を出て早朝赤城に着き、野宿をして待っていたとのことである。更に赤城高原の宿場でも越後の新参武者が落ち合い、総勢拾壱名の騎馬武者軍団と相成った。いずれも藩札が異なり、色も形も様々な山羽王者之星鉄馬軍団は、辺りを睥睨するかのごとく出立の時を待っていた。静かなる鼓動を押さえながら。

 やがて一同揃い立ち、いざ出陣となり、一斉に嘶きをあげるや、辺りに轟音が響き渡ったのである。流石に宿場に集まる衆目を集めるのに不足は無かった。それまで喧噪に満ちていた宿場の広場は一瞬にして鉄馬の轟音のみとなり、喧噪はかき消えてしまったのである。そして隊列を組んだ一同は赤城高原の宿場を後にした。


<其の参>

 雨に舞い風に舞うともあまごろも
  ながながし尾のみだれは見えず

 月夜野から三国街道へ降り立った鉄馬群は初夏の日差しを受けてゆるりと歩を進めた。
峠に登る坂道はうねうねと続き、時折通る隧道の中で鼓膜が裂けんばかりの爆音を轟かす。雨の無い街道行軍で一同満足そうな笑みを浮かべ、楽しげに鉄馬に鞭を入れて坂道を登ってゆく。
少しなだらかになって前方の見通しが良くなった頃一段と激しく鞭を入れると、鉄馬は一際高い嘶きをあげて山道に突進した。曲がりくねる道のそこここで鐙をこすりつける。夜ならば飛び散る火花が拝めそうな勢いである。
兜の陰の武者の顔はいずれも嬉々とした表情を見せる。思う存分力を発揮するときほど血が沸き立つ時はないのだ。暴れる鉄馬の手綱をしっかと握りしめ、馬体を膝下に押さえ込む。前を行く遅い箱車を袖擦らんばかりに追い抜き、曲がり角に突入する。前方から黒煙を吐きながら突っ込んでくる巨大荷車と鉢合わせしそうになりながら、口から出そうになる悲鳴を噛み殺し飲み下してひたすら強引に鉄馬の首を振り回していた。やがて道を掘り返している場に遭遇し、停止せざるを得ない状態で振り返ると、一団挙って駆けつけてくる。いずれもかなりの強引さで鉄馬を走らせてきたらしく、興奮を抑えきれない様子だ。
 時も昼近くになり、予定していた苗場君主飯店に赴く。冬の雪の季節には大勢の雪橇遊びの民衆で賑わうのだが、夏の今は人影も疎らで、街そのものも化粧を落とした遊女のごとく色あせた痘痕を見せていた。やはり雪の化粧を纏った街こそお似合いのようである。

 些か場違いな騎馬装束の一団が君主飯店に雪崩れ込んだが、殆ど客人の姿の無い店内故、場違いであっても客には相違なく、奥まで通された。各人思い思いの昼餉を摂り、腹の皮も張って眠くなるのだが、今後の檜枝岐の山里への道中長きに渡るため早々の出立と相成った。その苗場で今回初めて参加したという川越の武者がやむを得ぬ事情により引き返すこととなり、皆と別れを告げて去っていった。近い将来の再会を約束して。
さらに、行くこと小半時余り、小出の駅にて一旦集まったものの、彼の灰汁強き武者も止ん事無き事由にて引き返していった。どうやら恐妻家らしい。見た目は粗野な風体で家中でも威張っていそうな雰囲気なのだが、本質はそうではないようだ。だから、幾頭もの鉄馬で各地を駆け回り、憂さを晴らしているの
かもしれない。いや、きっとそうだ。そうに違いない。そういうことにしておこう。



<其の四>

 いずくよりきたりしものぞもののふの 
   ぬれてあゆむがすがたぞをかし

 天の神々があざ笑うかのごとく、行く手の上空には重たく暗い雨雲が垂れ込めていた。
加えて白い霧が立ちこめ細かな水の粒がひんやりと肌を濡らす。名にし負はば雨豪之衆、その名の通り山里では龍神が手ぐすね引いて待っている。
街道を進むにあたり、前途に無粋な文字が目に入った。
「諸鉄馬通行に能わず」
ここに来て引き返すはあまりにも惨めなり。
騎馬武者の面目丸潰れである。しかも其の道の行く先の宿を確保してあり、別の道を行く術も無い。行くとすれば、半日かかって江戸近くに戻り更に半日かかって会津を大きく迂回して行くしかない。となれば残された手段はそのまま行くしか無い。誰のお咎めがあろうと、行くと決めた以上行くのだ。拾騎の鉄
馬群れなして行けば怖いものなど有りはしない。誰もその御法度は見ていない振りをして山道を進んだ。進み行く内に彼の通行能わずの意味が分かってきた。実に長々と狭く細く曲がりくねって断崖絶壁の縁を通っているのだ。踏み外して落ちたら何処まで落ちるか分からないほど奈落の底が口を開けて待っている。延々と同じような狭い道が続くのである。巨大な鉄馬が走るような道では無いことが判明したが、その時すでに遅く、引き返すことも能わず。やがて、峠にさしかかり一休みとしたが、麓の道で隊列に加わった越後の武者がなかなか登ってこない。彼の越後の武者は還暦を過ぎて鉄馬に乗りだしたとのことで、真新しい鉄馬を駆っての参加なのだが、まだ乗りこなすところまではいっていないらしい。

 一休みの後いざ出立しかかったとき、一騎だけ混じっていた「路上之星」が「路傍之星屑」になりかかった。何度鞭を入れても空しく咳き込んで液を吐き戻すのである。その騎馬武者は以前の「王者之星」から「路上之星」に乗り換え、真新しいまま此処まで走って来たのだが、よもや斯様な山奥の人里遠く離れた所で災難に遭うとは思っても居なかったであろう。途方に暮れるしか手が無いのが通常である。しかし、この騎馬集団の中に鉄馬専門の技師武者がいたのが幸いした。幸手の武者である。髭が無くなった武者である。
技師であると皆は思うに、本人自ら言うには、「儂は職場の倍胡座だ」と曰う。一同訝しがるに、「立ってるだけ」とのこと。謎が瓦解した。爆笑の渦に巻き込まれてしまった。しかる後皆で鉄馬を解体し始めた。さながら寄って集って腑分けの図を呈していたのは言うまでもない。結局、余計な風防を付けたために本来風で冷やされる筈の部分が過熱してしまったのが原因と判明。一同納得して元の通りに組み立て始めるが、一人古河の武者が前に己の鉄馬で同じような経験があり、半時も冷ましておけば元通りになると話していた。斯様な苦難も「立っているだけの職場の倍胡座」と「経験有りの武者」が居ることで切り抜けられたことは幸いであった。

 一波乱あった後、再び騎馬集団は峠を下り始めたが、如何せん前途に雨雲が立ち込め始めた。しかし、滞るわけにもいかず先を急ぐのだが、彼の老騎手の鉄馬の歩みが遅々として進まない。先に進んでは待ち、遅れては待つ尺取り虫のような進み方では埒があかないと、先導者の直後に付いて走るようにし向けた。同じ鉄馬で同じ道を走るのだから、同じように付いて走らせて行けば全体が同じ速さで進む筈。だから安心して付いてくるようにと。だが、転けるときも同じように転けるのだとだけ釘は刺しておいた。
それからというもの、先行する鉄馬に遅れまいと必死に付いて行く様は鬼気迫るものがあり、先導する我が心の内はいつか後ろから突っ込まれるのではないかという恐怖心で一杯だった。そうして長々と走ってきた時、道標を見ると檜枝岐までまだ十里余りあることが分かり、一同体中の力が抜けて行くのを感じた次第であった。
 それからしばらく行くと、遂に空から水滴がぽつぽつ落ちてきたかと思うと、豪雨のごとき体裁を整え襲いかかってきたのである。
慌てて路傍に鉄馬を留め置き、雨の装束に着替えるが、気休めに過ぎないほど濡れそぼってしまった。
山中の道を行く騎馬武者達。雨に濡れてとぼとぼ進む様は平家の落人に似たり。斯く言う檜枝岐には源平合戦に敗れた平家の落ち武者達が逃げ延びて奥深い山里に住み着いたという伝説があり、その落人達の姿の再現かと思えるような騎馬武者の風体であった。ようやく人里に辿り着き、宿に着いた途端、摂津の若武者はなぜかあっけなく落馬して転倒してしまった。
「何事ぞ?」
「はあ、ぼんやりしてたらひっくり返ってました。」
たまたま転けた場所が花の植わった柔らかい土の上だったので、何の傷も無く起きあがったのだが、得てして斯様な状況で転ける時が多い。目的地に着いたという安堵感で気が弛むのであろう。端で見ていると滑稽としか言いようがない。己一人の時には自嘲するしかない。怪我が無いだけ幸いと思うしかない。

<其の五>

 落ちてもなりはもののふの 
   色香にまどうさがこそかなし

 宿の夕餉はただひたすらだった。思えば昼餉のときから飲まず食わずの道中であった。
麦酒を交わし、肴を食らい、酒を飲み、飯を食す。餓えたもののふどもの宴は果てしなく続くかに思えた。が、あまりの食事の早さに最早何も卓上に残る物はなかったのである。
早々に切り上げ部屋に戻るが、時まだ宵の内、何もする事がないのも困りものである。
徐に一人の武者が外の温泉に行くことを提案し、一同それに倣って手拭い片手に外へ出た。夕闇に閉ざされた檜枝岐は雨後の湿りを含んでひんやりとした感触を肌にもたらしていた。からころからころと下駄の音が街路に響く。何処の温泉に入りに行くのか誰も知らない。大凡の場所は聞いていても皆外様の武者達故地元の地理には疎い。結局見当を付けた場所まで来ても見当たらないということで踵を返してしまった。しかし、ただ無駄足で帰るのも面子が立たないということで、近くの旅籠に入り込んで彼の温泉の所在を確認しようとしたのが後の魅惑の美女騒動の発端だった。

 温泉の在処を尋ねようと旅籠の玄関に入り込んだが誰も出てこない。思いあまった古河の武者、つかつかと上がり込んで奥の方へ行ってしまった。そこで出てきたのが客でありながらなかなかのお節介な娘一人。てっきり地元の者と思いこんで話す内、何か辻褄の合わない事に気づいた。前に聞いた場所と正反対の方角を指して言うに、聞く方の周りの武者達その指さす方角など見ちゃいない。そう、なかなかの美形なのであった。
「たぶん、あっちの方にちょっと行ったところにあったと思うんです。」
「ああ、そう、でも聞いたところは反対の方だったよ。(うんうん、良い胸しておる。尻の形もなかなかのもんじゃ・・。)」
「私、地元の人間じゃないんでよく分からないんですけど・・・。」
「あれっ? じゃあ何処の人?(うんうん、湯上がりの石鹸の匂いがするな。うーん、いい匂いだ。)」
「あ、あの人たち地元の人じゃないですか。あの人に聞きましょうか。」
「いや、別にいいけど・・・。(わしゃあんたと話していたいんじゃ。下着は黒か・・。いいなあ。)」
各武者たち口とは裏腹な事を頭に思い描いて、心の涎を垂らしていた。特に古河の武者は皆が行ってしまった後でも、しばらく娘となんやかやと話していたようだ。
小雨がぱらつき始めた頃、彼の温泉を見つけだして入ったのだが、如何せん残り時間が無い。そこで千葉の武者がなぜか一人温泉場の主人に叱られるのである。
「入っても良いけど、すぐ出てよ! もう、お終いなんだから。」
体を洗うのもそこそこに一同風呂から上がったのだが、なぜか風呂場での話題は先ほどの娘の話ばかり。しかし、一人千葉の武者は「なんで、俺だけ怒られなきゃいけないんだ・・・。ちゃんと金払っているのに怒られるのは割に合わねえ。」
「いやあ、それにしても良い女だったなあ。掃き溜めに鶴ったあこのことだ。」
「ありゃあ一回じゃあ落とせないなあ。何回かお付き合い願ってからでないとなあ。」
「胸の谷間が見えたあ・・。」
「良い匂いしてたなあ。」
「肌がきれいだった・・・。」
「なんで、俺だけ・・・怒られて・・・。」
「脚も結構細くて長くて、尻もこうぽんと上にあって・・・。」
「小股の切れ上がった良い女ってやつ・・・。」
「別にいいじゃんかよお、風呂にはいるだけじゃねえかよ・・。なんで怒られるんだよ。」
「もう一度話しをしたいなあ、あの女と・・。」
「いいなあ、露天風呂って・・・。」
黙って聞いていると各人勝手なことばかり話していたような。
 宿に戻っても話の内容は彼の娘の事ばかり。酒が入り、酔いが回るにつれて話の内容は落ちて行く。鉄馬の騎馬武者もここに来て正真正銘の落ち武者、落人となりぬ。


<其の六>

 あさぼらけ 清水のやどに 雨しきり

 夜中から降り続いた雨は、朝靄の中の鉄馬達を洗っていた。宿の名は「清水屋」といい門前の岩の間から清水が湧き出ている。眼前に迫り来る山々には靄が立ち上り、墨絵の如き風情を醸し出していた。

 朝餉の席につくや、昨夜温泉の主に叱られた千葉の落人が一人ぶつぶつ言っていた。
「煙草を吸っていたら、この宿の親父にまた叱られた。」
「今度は何て叱られたのだ?」
「空気が汚れる!」
「煙草を吸っていて、空気が汚れるって叱られたのは初めてだ・・。」
兎角叱られやすい体質なのかもしれない。昨夜から今朝にかけて只一人叱られ続けている千葉の武者は心身共に落人に成り下がってしまった。
「ええい、腹が立つ! 飯をもっと持ってこい。」
やけ食いを始めた落人は飯櫃を二つ空にしたかと思うと、更に新たな飯櫃を持ってこいと言う。彼の叱った方の宿の主が現れる度に、密かに毒づくのだが、面と向かって言わないだけ小心なのかもしれない。しかも、新しく来た飯櫃は手を付けずにそのままおいてやるなどと餓鬼の悪戯のごとき足掻きを見せるのだからおかしい。
 朝餉の後、早々に一同出立するが未だ雨降り止まず。合羽を着込んでの出で立ちとなった。各地から寄せ集まった落人衆故、それぞれの国元に帰るに当たって、檜枝岐の地で解散と相成った。越後方面と日光方面との二手に分かれた鉄馬の隊列は、降りしきる雨の中しずしずと街道を進んだのだった。
日光で湯葉蕎麦を食して腹を満たした後、各人散り散りに帰途についたのだが、走り去って行く鉄馬の嘶きで千葉の落人のものは他と違っていた。

「なんで、なんで、俺だけが、俺だけが・・・・空気が汚れる、空気が汚れる・・・・」


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