山梨県指定天然記念物
鶴島のムクノキ


指 定 昭和41年5月30日
所在地 上野原町鶴島1461
所有者(管理者) 島田財産区
説  明
  樹 齢 約700年
高 さ 23.4メートル
目通り 6.3メートル
露出根回り 22.2メートル

別名ムクエノキとも呼ばれ、ニレ科に属する落葉高木で県下最大の巨樹である。
 たびたびの落雷で大きな空洞があり、大人三人が入れるほどの 大きなものである。地上五メートルぐらいのところに瘤状の突起物が沢山できているので奇異な感を与え、地域の住民はこれを「猿の腰掛」と呼んでいる。 根本にはムクノキ特有の板状根が何本も露出して放射状に大蛇のごとくうねり、いっそう不気味感を与える。毎年十月頃になると一センチぐらいの 丸くて黒い実がなり、甘いので地域の子供たちがよく食べたという。またムクドリがこの実を好むことからムクノキと呼ぶという。

平成八年三月

山梨県教育委員会
上野原町教育委員会
 

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鶴島のムクノキ



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鶴島のムクノキ
指 定 山梨県指定天然記念物
指定年月日 1966年5月30日 
所在地 山梨県上野原市(北都留郡上野原町)鶴島1461
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 やや不良
特記事項 住宅街の中、窮屈そうにしている。   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★★☆☆☆  駐車場無し。少々歩くのを覚悟で訪問
撮影日 2007年6月1日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周    6.3m    6.3m    6.7m
樹  高     23m   34.4m     16m
樹  齢  300年以上     700年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

このムクノキには15年ぶりの訪問であった。
相変わらず窮屈な環境に閉じこめられているようで、少々可哀想に感じるのは昔も今も一緒だ。
道路敷設のために根は掘り出されており、これが樹勢に多大な影響を及ぼしているようである。
上部の空洞は、かなり古い時代に他の木の枝をくわえ込んでいたものであろうか。そこから腐食が進まなければよいのだが。
裏手には猫の額ほどの土地にブランコなどが設えてある。かつての高度成長期には、子供たちがこの小さな公園ではしゃぎ声を上げて走り回っていたのであろう。そんな光景ももう過去のものとなった。
ムクは今の世の中をどのように感じて生きているのであろうか。

周辺は住宅密集地で、斜面に家が建っているところでまったく駐車場が無く、訪問には注意が必要だ。


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