やまなしの森林100選
杣口のサワラ林


山梨県


学術参考林
(杣口のサワラ林)

○ 設置の目的
この森林には、おおよそ標高1,150m1,400mに分布し、県下でも珍しい、サワラ(ヒノキ科) が安山岩質の火山岩のうえに群状に生育する、おおよそ林齢70年生の天然針葉樹林です。
サワラは、一般に中腹以下の谷筋、沢ぞいの比較的湿潤な場所に生育しますが、
このように岩石が累積したところや急峻地にも自生することがあります。
このサワラ林は、サワラの特質をよくあらわした天然林ですので、学術参考林として保存します。
○ 位置及び面積
東山梨郡牧丘町大字杣口字杣口山
県有林 塩山事業区第29林班は4 は5小班
面積 9.99ヘクタール

◎ 山火事に注意し、樹木を傷つけないようにしましょう。
(昭和59年3月 標識設置)
山梨県林務部
 

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杣口のサワラ林



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杣口のサワラ林
指 定 やまなしの森林100選
指定年月日 1993年2月 
所在地 山梨県山梨市牧丘町杣口 杣口山
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ★★★★★
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2007年6月12日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周    5.6m      5.75m
樹  高     29m         27m
樹  齢  200-299年       
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

山梨市方面から乙女高原方面へと抜ける杣口林道に入り、15分ほど走った地点に現れるサワラの巨木である。
林道とはいえ、すべて舗装された快適な道であるのはありがたかった。
付近一帯だけが大きなサワラの林となっており、メインとなるサワラ以外にも多数の巨木が林立している状態である。
写真のサワラは道路に面して立っているので、まず見落とすことはないだろうと思われる。
道路を挟んで下流側の谷底にも、同様に大きなサワラが存在している。
さらに林道を50mほど上流側に登ったあたりにもサワラが群生しており、雰囲気的にはこちらの森の方がよい雰囲気である。よく観察してみると、根元はほとんどが岩錐であり、岩の上に成長していることが分かる。
富山の洞杉群もそうであったが、岩の上に成長することによって流出から身を守ってきたとも言えるのであろうか。
この素晴らしい森。山梨県内でも有数のお気に入りの地点となったのは言うまでもない。


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