古長禅寺のビャクシン

国指定文化財 天然記念物
昭和二十八年十一月十四日指定
樹齢約七〇〇年
ビャクシン ヒノキ科 ビャクシン属

北東隅 地上部で東西に割れている
    根回り幹囲 東側 4.40m 西側 2.35m
    目通り幹囲 東側 4.15m 西側 2.50m
    樹 高   約10.9m

北西隅 地上約一mで四つの幹に分かれている。
    根回り幹囲 約6.3m
    樹 高   16m

南東隅 根回り幹囲 4.05m
    目通り幹囲 3.70m
    樹 高   10.90m

南西隅 地上に近いところから東西の二股に分かれている。
    根回り幹囲 5.15m
    樹 高   約14m

端雲山古長禅寺は正和5年(1316年)に夢窓国師が本尊釈迦如来を安置、禅刹を起こしたことに始まる。
このビャクシン自生地は古くより古長禅寺の飛び地として「お釈迦道」と呼ばれており、開山当時四天王をかたどり、 旧客殿前庭の四隅に約十メートルごとに植樹されたもので通称「夢窓国師お手植えの四つビャクシン」とも呼ばれている。 ビャクシンの自然分布は本州、四国、九州で主に海岸地方に多く自生しており、植培されることも多い。
この四つビャクシンの自生地には弘化二年(1845)の青面金剛の庚申塔、天保八年(1837)の観世音菩薩像、宝永、宝暦年間の 一字一石塔などがあり民間信仰の霊場としてその往時を偲ぶことができる。
 

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古長禅寺のビャクシン



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古長禅寺のビャクシン
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1954年6月21日 
所在地 山梨県山梨県南アルプス市鮎沢505
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2007年2月11日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周    4.3m   4.15m    4.8m
樹  高     12m   10.9m   14.5m
樹  齢  伝承640年    700年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

いつもすぐ近くは通っているのだが、このビャクシンには実に19年ぶりの訪問であった。しばらくぶりの再会だったが、当時の記憶が残念ながら、もう定かではなかった。
当時は何も分からないまま、「たいしたことない木だな」などと感じてすぐに去っていたような気がする。ところが、それから19年後、考えはまったく違う人間となっていたのである。
ビャクシンの古木としては痛みが少ないといえるであろうか。上に伸びようとするものから、地に這おうとするものまで様々である。
これだけの古木が社寺の境内に残っているのは、おそらく鎌倉の建長寺くらいなものであろうか。
今回の訪問は、初期の頃の木の見方が甘かったのを痛感させられた訪問であった。


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