比志集落の裏手の斜面に立っているエゾエノキの巨樹である。
約15年ぶりの訪問であったが、根元付近は15年前よりもやや荒れている感じであった。
しかし、木の成長は目を見張るほどのものがあり、幹周は5mに迫らんとする勢いであった。15年前には4m足らずのものだったのだが、この成長速度はちょっとした驚きであった。
ほぼ半円形の整った樹形をしており、塩川を渡ってくる際にも集落の上にちょこんとばかりに鎮座しているのがよく見え、何ともかわいらしい樹である。
5mクラスのエゾエノキは全国にも数本しか報告が無く、貴重なものと言えそうである。
北杜市長坂町はオオムラサキの生息地として全国にも有名だが、この比志あたりもオオムラサキの生息地なのであろうか?
もしそうであるならば、このエゾエノキの存在はオオムラサキに計り知れない恩恵を与えていると言えるだろう。