山梨県指定天然記念物

比志のエゾエノキ

平成二年十二月二十日指定

ニレ科に属し温帯の山地に自生し、増富や八ヶ岳山麓等の本州北部にこの樹が多い。
樹高は十五メートルほどで幹部の空洞上部の東西二ヶ所に乳房状の突起が垂下しているのが注目に値する。
エノキとは実が黒く熟すのと、葉に鋸歯が多いことから容易に区別がつく。

平成六年三月
山梨県教育委員会
須玉町教育委員会

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比志のエゾエノキ



比志のエゾエノキ
指 定 北杜市指定天然記念物
指定年月日 1990年12月20日 
所在地 山梨県北杜市須玉町比志
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★  下車後徒歩2分
撮影日 2007年7月30日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周    3.9m       
樹  高     13m     15m     
樹  齢   300年以上       
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

比志集落の裏手の斜面に立っているエゾエノキの巨樹である。
約15年ぶりの訪問であったが、根元付近は15年前よりもやや荒れている感じであった。
しかし、木の成長は目を見張るほどのものがあり、幹周は5mに迫らんとする勢いであった。15年前には4m足らずのものだったのだが、この成長速度はちょっとした驚きであった。
ほぼ半円形の整った樹形をしており、塩川を渡ってくる際にも集落の上にちょこんとばかりに鎮座しているのがよく見え、何ともかわいらしい樹である。
5mクラスのエゾエノキは全国にも数本しか報告が無く、貴重なものと言えそうである。

北杜市長坂町はオオムラサキの生息地として全国にも有名だが、この比志あたりもオオムラサキの生息地なのであろうか?
もしそうであるならば、このエゾエノキの存在はオオムラサキに計り知れない恩恵を与えていると言えるだろう。


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