山口県の国指定天然記念物は長州藩の影響もあり、全国的にみても優れているとは言いがたいものにまで指定が及んでいる傾向にあり、実はこのスギにもあまり期待はしないでの訪問だった。
資料でも幹周10m以下であり、スギとしては県指定天然記念物クラスかな?という程度だった。
しかし実際に訪問してみて、想像していたよりは素晴らしいスギであった。
周囲に巡らされた柵によって見栄えはかなりスポイルされてはいるが、立ち姿が実に映える木であった。しかし平成11年の台風18号によって多くの枝が折れてしまい、写真のような樹形を二度と見られなくなってしまったのは非常に残念である。