どういう訳か、何度訪れても雨が降ったり夕暮れ時だったりと、何ともタイミングの難しいスギであったのだが、今回のジパング倶楽部の取材では今までのうっぷんを晴らすかのような、抜ける青空の下での訪問だった。しかし今回は全部で4人の訪問ゆえ、撮影は最初から諦めていた。かろうじてデジカメですうかっと収めるにとどまった。
裏日本にある巨スギとしては素直な姿で、樹高高く迫力充分である。小高い尾根上に立つその姿は、今神温泉への分岐点から望むと息をのむような崇高さがある。山五十川の玉スギや津金沢の大杉など、山形には名スギが目白押しで、影に隠れがちだが他県にあったなら主役を張れるほどの堂々としたスギであろう。
※1 環境省調査による
※2 現地解説板による