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産湯のアコウ ※1







産湯の榕樹 ※2

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産湯のアコウ ※1
指 定 無指定
指定年月日  
所在地 和歌山県日高郡日高町
解説板 なし   
樹勢等 良好
特記事項 ほぼ放置状態  
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ☆☆☆☆  下車後すぐ
撮影日 2016年1月11日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周 11.12m    
樹  高 13.5m    
樹  齢 200-300年     
実測詳細   

日高町の海水浴場のある、産湯地区にあるアコウの巨樹。
正式な名称は無いようであるが、ここでは産湯のアコウとさせていただいた。 ※1 
このアコウから北に200mほど行くと、日高町指定の「産湯の榕樹」(うぶゆのあこう)と呼ばれる大木もあるが、ここでは無指定の巨大なアコウをメインに掲載させていただいた。

 産湯川の河口近くの左岸に根を下ろして、半円形の巨大な樹冠を誇っている。
 産湯川対岸より望むと、コンクリートの護岸に添って気根を垂らしているが、川の水面にはいまだ達していない。
 20年ほど前に見た際とあまり変化はないようで、気根自体はわずかな生長しかしていないのかも知れない。
 川に面しない東側に回ると、繁茂が旺盛すぎて根元部分は薄暗く、ほとんど管理はされていない状況だった。
 しかし、その幹の持つ迫力は全国のアコウの中でも最右翼だ。
 大きく根を張り重量感豊かな姿は、表から見ていただけではけっして分からないものであった。
 護岸が整備されるに際して、幹の一部や邪魔になる気根が当然ながら伐られたであろうと想像されるが、護岸整備前のこのアコウの姿は、いったいどんな姿をしていたのであろうか。
 どうしても水面近くまで根を張った雄大な姿を想像してしまうのだが・・・・
 一方、北にある「産湯の榕樹」は、幹周実測7.54m 樹高14mの巨木で、なかなか立派なアコウではあるが、上記のアコウを見たあとでは感動も少なくなってしまうだろう。
 アコウは九州や四国南部に見られる暖地に自生する植物。
日本各地に自生北限とされる地があるが、和歌山県海南市海岸にあるアコウが真の北限であろう。
 この産湯のアコウから北へ約15km、海南市の海岸線にあるアコウがおそらく最北のアコウであろうと思われる。


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