柏槙

(びゃくしん)ヒノキ科

この柏槙は、古くから神木として崇められてきた老大樹で、全国でも有数の大樹です。
平成元年三月、岡山県自然愛護協会の全国調査によると
目通幹    七.四六メートル
根元周囲  一〇.七メートル
樹高     一九.〇メートル
枝張り 東西 一四.六メートル
     南北 一五.四メートル
推定樹齢   千二百年

大正期に「その中心部は大なる空洞をなし、皮部のみ生存しているけども尚鬱蒼として繁茂している」とあり「大正十年九月の暴風の為め巨幹二つに裂け、 ワイヤロープを以て縛り、木材を以て支持している」と記録されています。
平成二年九月の台風や、老樹の為幹が裂ける等いたみが目立ち平成三年に補強などがされました。

串本町
 

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潮岬本之宮の柏槙





潮岬本之宮の柏槙
指 定 串本町指定天然記念物
指定年月日 1988年5月27日 
所在地 和歌山県西牟婁郡串本町串本
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 1999年3月13日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周    7.6m   7.46m   7.75m
樹  高     18m     19m   15.5m
樹  齢  伝承1000年    1200年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

潮岬へと続く陸繋島に生育している。海岸に近く温暖な地で、まさにビャクシンが好みそうな場所である。
建物と接するように立っているので、見た目には非常に窮屈そうにも見え、居心地は悪そうであるが。
ビャクシンは老樹になると樹皮がはげ落ち、木質部が露わになるものが多いが、このビャクシンも例に漏れず樹皮が剥離している部分が多い。
幹は二つに割れており、上部で倒壊防止のステーなどで処置している。
このビャクシンは幾度かの津波を経験していると考えられ、幹割れも当時の名残なのかも知れない。どちらにせよ歴史の生き証人でもあるわけだ。
人々は古くからこの古木を奇「く」しき樹(不思議な樹)と呼び、串本の町の名の由来になったとも言われている。



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