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光専寺のイブキ




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光専寺のイブキ
指 定 和歌山県指定天然記念物
指定年月日 1958年4月1日 
所在地 和歌山県御坊市塩屋町南塩屋325
解説板 あり   
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ☆☆☆☆ 近くに駐車場がありません
撮影日 2016年1月11日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周 6.20m 6.00m 6.80m
樹  高 15m 14m 11m
樹  齢   600年   
実測詳細  

全国的に、その名を知られたビャクシンの名木。
 御坊市の南部、日高川を渡って2km程南に下った南塩屋漁港近くの光専寺境内にそびえる。
 道路に面して生長しており、その根元には白壁があり、大いに生長を阻害している状況。
 ビャクシンのある場所のみ白壁は途切れており、その配慮には頭が下がるのだが、それでも窮屈な印象からは逃れられない。
 素晴らしい樹形を持っているのだが、周囲を取り囲む建物のためにその全容を見ることはできないのは残念だ。
 ビャクシンらしく、主幹は少し樹皮をねじらせながら生長しており、名木の名に恥じない雰囲気を持っている。
 根元部分を埋めた痕跡も認められることから、本来の大きさはさらに大きなものだったと思われる。
 一部枝の折損もあり、剪定された枝の痕跡も数多く目にするが、全体としてビャクシンの古木にしては健康的なものといえるだろう。これからも、まだまだ成長が望めそうなほどの勢いである。

 光専寺の位置する地点は、現在では南塩屋漁港が整備され、国道42号線も新しく通り、海岸線からは300m近く離れてしまったが、かつては近くに波打ち際があり、長閑な風景の中に立っていたのだろうと想像される。
 東日本においては、ビャクシンのほとんどが禅寺に植えられることが多いが、西日本ではその定説も当てはまらないようで、このビャクシンは浄土真宗の寺院に存在する。
 全国でも、有数のビャクシンの名木といえるであろう。


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