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有田神社の大楠




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有田神社の大楠
指 定 串本町指定天然記念物
指定年月日 1988年5月27日 
所在地 和歌山県西牟婁郡串本町有田上 
解説板 あり   
樹勢等 良好・空洞あり
特記事項   
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ☆☆☆☆  下車後すぐ
撮影日 2014年11月10日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周 11.90m 11.90m 12.80m
樹  高 20m   25m
樹  齢 300年以上  1000年  
実測詳細  

 串本の市街地から国道42号線を田辺市方面に進むこと約4km、有田の集落にさしかかる。
 JR紀伊有田の駅方面へ折れ、駅をかすめるように西へ進むと、のどかな田園風景の中に有田神社の鎮守の森が見えてくる。
 この森の盟主的な存在が、この大クスである。
 根張りは大きくなく、反り返ったような樹形で立っており、なんとなくユーモラスな樹形にも見えてくる。
 台風などの影響により大きな枝を失っているが、残った枝には多くの葉をつけ、樹勢はそれほど悪くなさそうである。
 根張りの発達がないため雄大な印象には欠けるが、実測で13mに迫らんとする幹の太さはやはり超一級で、目の当たりにするとその巨大さには息をのむ。
 大きな空洞を抱えているのが心配されるが、生育環境が抜群に良いため衰弱の心配とは無縁であろうか。
 唯一の心配は、室戸台風や伊勢湾台風のようなカテゴリー5の猛烈な台風の影響だけであろうか。

 本州最南端の町の串本町であるが、地図で確認すると、なんと高知市の緯度よりも20km近くも南である事に驚いた。
 クスノキにとっては、願ってもない温暖な生育場所といえるであろうか。
 根元に育つ一対のオオタニワタリが、ここは本州最南端の南国であることを知らせてくれている。


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