前々からエノキでは有数なものとして名前は聞いていた。
だが残念ながら、もうその姿にはかつての威厳は存在していなかった。
根元には、大きな幹が裂けたかのように横たわっており、残る幹も扁平な形と化している。山上にあるため、この樹形ではこれから先の風雨に耐えられるとは考えにくい。根元で農作業中の地元の方に聞いてみたが、「もうこの樹も寿命が来たんじゃよ」と言って、半ば諦めているご様子。全国のムク・エノキが次々と枯れていってしまっているが、これはいったいどういった現象なのであろうか。
※1 環境省資料による