東京都指定天然記念物
芝東照宮のイチョウ

 所在地 港区芝公園4丁目八番一号
 指 定 昭和三十一年八月二十一日

 芝東照宮は、以前は芝増上寺安国殿と呼ばれ、『江戸名所図会』にもその姿が見られる。明治の神仏分離によって増上寺から切り離され、東照宮となった。
 このイチョウは、寛永十八年(一六四一)安国殿の再建に際し、三代将軍徳川家光が植えたものと伝えられている。
 昭和五年(一九三〇)に史蹟名勝天然記念物保存法に基づいて国の天然記念物第二類(地方的なもの)として指定されたが、昭和二十七年に文化財保護法が改正された時、 国指定は一旦解除され、その後昭和三十一年に東京都の文化財保護条例に基づき指定し直され現在に至っている。
 平成五年(一九九三)の調査では、高さ約二一.五メートル、目通り幹囲約六.五メートル、根元の周囲が約八.三メートルある。

     平成十四年三月二十九日
         東京都教育委員会


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芝東照宮のイチョウ




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芝東照宮のイチョウ
指 定 東京都指定天然記念物
指定年月日 1956年8月21日 
所在地 東京都港区芝公園4丁目8番地の1号
芝東照宮境内
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 驚異の成長力  
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ☆☆☆☆  
撮影日 2009年1月4日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周      6.5m   6.62m
樹  高     21.5m     27m
樹  齢          約360年
実測詳細 地上1.3m部分を計測

芝東照宮は三代将軍家光が寛永年間に再建した際、このイチョウを家光が手植えしたと伝えられている。
一部幹が折損している部分もあるが、大都会のど真ん中で生きていることを考えると、驚くべき樹勢であろう。
このイチョウは植栽された年代がはっきりとわかっている貴重な存在で、400年もたたないうちに幹周7mに迫らんとする驚異の成長速度を見せてくれている。
 東照宮の宮司さんに許可を得、実際に幹周りを計測した結果が6.62m、樹高は27mであった。
この結果は、全国各地にあるイチョウの樹齢、果たして正しいのか?表記されている半分くらいでいいんじゃないの?と問題提起をしているかのように私は感じてしまった。
途中から幹は大きく二つに分かれているが、根元は完全に一本から生長したものと推定され、ひこばえも少なく乳(気根)などもほとんど見られないすっきりとした姿である。
 写真は冬場に訪問した際のものだが、やはりイチョウは秋の紅葉時期が最高の見せ場だ。
 背後に東京タワーを入れて、再黄葉真っ盛りの姿を撮影しに行かなければならないと考えている。


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