都天然記念物 大久野のフジ

所在 西多摩郡日の出村大久野字坊平六二二番地
指定 昭和三十一年八月二十一日

坊平の山地にあるこのフジは野生のフジで、根もとの周囲は約三メートルある。アラカシとスギの両樹木にからみ、開花期には遠方からもよく望見できる。 自生のフジとして都内における有数のものである。
 フジはマメ科に属する樹木で、本州中部以西の山野に生えるが、庭木にも植えられるつる性の落葉植物。春には紫色の蝶形をした花をたくさんつける。
 この大久野のフジのほか、都天然記念物として、昭島市拝島二〇九四番地、普明寺内の「拝島のフジ」が同時に指定された。
昭和四十四年十月一日 建設
    東京都教育委員会

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大久野のフジ





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大久野のフジ
指 定 東京都指定天然記念物
指定年月日 1956年8月21日 
所在地 東京都西多摩郡日の出町大久野坊平622 
解説板 あり     詳細を見る 
樹勢等 良好
特記事項 東京都最大のフジ  
お勧め度 ★★★
到達難易度 ☆☆☆  
撮影日 2010年5月6日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周     3.00m   
樹  高       27m     
樹  齢      400年   
実測詳細  

恥ずかしながら、都内にまさかこんな野性味豊かなフジがあるとは考えてもみなかった。
 国の記念物になるような藤棚を作られて気持ちよさそうに花房を垂れているのではなく、スギに必死の形相でからみつき、「命は全ておまえに任せた!」と言わんばかりの野生児のフジである。
したがって見学する方にもそれなりの覚悟は必要とされ、全体を見渡すことはほぼ不可能と考えた方が良さそうだ。
 フジの裏手の小高い丘に登り、スギの梢上部のフジの花を見てすさまじい執念の木だと改めて感動を受けるような存在なのだ。
 きれいな庭園にあるようなフジを期待して訪問すると、多分肩すかしを食らうと思って良いだろう。
 スギの梢脇から見える、大久野の集落と遠くの山並みと共に見るフジの花は絶景で、東京都は思えない緑豊かな景色を満喫することができるだろう。
 周辺は森の公園(フェリシモの森)として整備されており、季節によってサクラ、ツツジなどが咲き誇る。遊歩道も整備されており、家族連れでも楽しめる空間となっています。


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