国指定天然記念物
御岳の神代ケヤキ

社伝にいう、日本武尊東征の昔から生い茂っていた木とされ、古くから「神代ケヤキ」の名で親しまれている。
 指定書(昭和三年二月)によれば、

御岳の神代欅
周囲二丈八尺 高サ十丈、幹根ハ崖ノ傾斜面ニアリテ、巨大ナル瘤ヲ出シ樹枝多ク分枝シテ古木ノ雄相ヲ示セリ。樹齢凡ソ六〇〇年。日本武尊東征ノ折 此山ニ登リテ甲冑ヲ蔵ス。此時己ニ比欅生ヒ茂リテアリ。以テ神代ヨリ存スト云フ。即チ神代欅ノ名アリ。御岳神社境内木トシテ保存セラレ、村民等 ヨクコレヲ愛護セリ。

和  名 ニレ科 ケヤキ
幹の太さ 八・二メートル

青梅市教育委員会

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神代ケヤキ




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神代ケヤキ
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1928年2月18日 
所在地 青梅市御岳山176
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 個人宅にあるケヤキ  
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★★☆☆  ケーブル下車後10分
撮影日 2009年8月20日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周    8.5m    8.2m  
樹  高     30m     30m  
樹  齢  300年以上    600年   
実測詳細  
アクセス JR青梅線御岳駅よりバス ケーブル御岳山駅から徒歩10分

東京都内の信仰の山、御岳山山頂近くにあるケヤキの巨木で、自家用車ではアクセスできない環境にある。
会いに行くにはケーブルか、自分の足で登山するしかない。
山頂までの車道は存在するが、御岳山頂に住む方々の生活道路で、軽自動車+通行の許可がなければ通れない、早い話住民しか通行を認められていないのである。
軽自動車を以てしても途中に何度か切り返しが必要なコーナーが存在し、間違って普通車で入った日には目も当てられないことになるであろう。
ケヤキはケーブル終点から約10分ほど歩いたところにあり、ほとんど崖といった立地に傾きつつ生育している。よくぞこんな環境下に育ったものと感心してしまうほどである。
民家の庭先の崖上にあり、根元は建物に囲まれており環境は劣悪と言っても差し支えないだろう。
幹周の実測は適わなかったが、見た目の太さは約9mほどあり、その存在感は素晴らしいものがあり、さすが老ケヤキといった雰囲気である。
山上の独立木ゆえ雷の格好の標的であっただろうと思われ、幹の太さの割に枝の数が少々寂しく感じられ、5mほどの高さから上は細い幹が直立するだけだ。樹冠の面積も狭く、樹勢はお世辞にもよろしいとはいえない状況であろうか。
さすがに歩道脇に位置するため、一般の観光客も足を止めて口をあんぐり開けながら梢を見上げている。場所が場所だけに、一般の方々には強烈なインパクトを与えているのが印象的であった。


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