羽村橋のケヤキは、玉川上水取水口のすぐ近くにあり、木のすぐそばを交通量の多い奥多摩街道が通り抜けている。
かつては多摩川の河岸段丘の崖沿いにあり、根元に湧水が湧き出て小さな池までも存在し、生育条件としても悪くない立地であっただろうと考えられる。
ところが、現在では根元を車が走り抜ける環境に激変してしまい、幹の表面がはがれ落ちるなど、ケヤキ自身も
「なんてこったい!」と言っているかのようで、樹勢の衰えが心配される。
このケヤキの最大の特徴はなんといっても広大に張った根なのであるが、樹勢回復治療により表面を樹枝で覆われ、過去の素晴らしい根の勢いがかなりスポイルされてしまった。
葉は大量に付けているので、樹勢はそれほど衰退してはいないようだが、迫力が薄れてきたのは残念だ。
写真に撮るには誠に厳しい環境で、半ばあきらめながらの撮影だった。ひどい写真であるがお許しを・・・
連続写真の最後2枚は、多摩川の羽村堰と玉川上水の取水口です。ケヤキからは徒歩5分ほどで行くことができます。