奥多摩町日原のさらに奥、鍾乳洞とは逆の方向の日原林道を進み、天祖方面に分かれる専用道の手前あたりにあるカツラの巨木である。
日原川とガニ沢の出会い地点にあるため、こういった名称がついているが、一般にはガニ沢のカツラと呼ばれているようだ。
日原川の右岸、大きな転石の上に乗った形で成長しており、河原側から眺めるとその奇跡的な成長過程を知ることとなる。
よくぞ今まで流されずに残ったものである。と同時に、これは将来に渡って何時転倒してもおかしくない状況であることを教えてくれている。
樹齢はまだまだ若そうで、多めに見積もっても500年以内であろうか。秋になるとカツラの芳香に満たされ、森林浴にはもってこいの環境である。
付近は谷が深すぎてカワセミ、ヤマセミなどの野鳥は生息せず、カワガラス、アオバトなどの普通ではなかなか見ることのできない貴重な野鳥との出会いの場でもある。