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峯長瀬の大ケヤキ




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峯長瀬の大ケヤキ
指 定 徳島県指定天然記念物
指定年月日 1976年8月6日 
所在地 徳島県名西郡神山町阿野字峯長瀬
解説板 あり   
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ★★☆☆  下車後すぐ
撮影日 2016年12月28日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周 9.97m 10.40m 11.41m
樹  高 20m 35m 24m
樹  齢 不明     
実測詳細  

 四国内においては、間違いなくNo.1のケヤキだと思われます。
2016年の年末年始休暇を利用しての訪問で、実に20年ぶりとなる訪問となりました。
 さすがに20年前の記憶はあやしく、思い出そうとしてもおぼろげにしか思い出せません。悲しいかな、かなり山奥にポツンと立っているケヤキとの印象くらいしか覚えてなかったのです。
 記憶には自信があったのですが、さすがに寄る年波には勝てないことを実感させられたのは間違いなく、かなり落胆してしまったのも事実です。
 まだ若い頃の訪問だったこともあり、車も5ナンバーで道の狭さなどは苦もせずに登ったのでしょう。
 今回の訪問では、その道の狭さについ泣きが入ってしまったほど。運悪く対向車も来てしまう始末となってしまったのです。
 訪問された方なら分かると思いますが、この道で正面から車が来たときの落胆具合といったら、それは筆舌に尽くしがたいものとなるのです。
 ケヤキは相変わらず雄大な樹形で、20年前の実測値では樹高35mとなっているのですが、今回は24m・・・・・・折れてしまったような痕跡も目立ってはいないので、これは昔の写真と比較して精査する必要があるだろうと考えているところです。
 幹周は、20年前には10.4mだったものが、今回は11.41mへと相当量の成長を遂げていました。
 冬場の訪問で、葉の付き具合などが分からないのが残念ですが、大きな損傷も無く健全な印象を与えてくれています。

 樹形は下部より幹別れが多く、古い時代に主幹を失ったものと思われます。現在は傷も癒え、痕跡も確認することができませんが、ケヤキらしいスッとした箒型の樹形ではありません。
 開口部や大枝の折損も目立たず、まだまだ元気に今後も成長を続けるだろうと思われます。
 付近は標高400mを超える高地でもあり、ケヤキのある場所からの眺めは素晴らしいものがあります。
 四国にはケヤキの名木と呼べるような存在が少なく、その数少ないケヤキの巨樹の一本が、全国でもTOPクラスの名木でした。
 過疎化によってすでにお祭りも行われていないといい、維持管理も困難がつきまとう時代になりつつあります。
 この先も、地域住民に見守られながら元気に成長し続けて欲しいと思わせる、そんな威厳のあるケヤキの巨樹でした。


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