桑平からの帰り、凍った道をそろりそろりと下ってきて、チェーンを外すためにバスの転回所に入り作業していると、傍らに小さな案内板を見つけた。葛籠のヒノキと書いてあるので、誘われるままに訪問してみた。
大きさはあまり感じられないものの、根元付近から枝分かれし、真横に多数の枝を伸ばす姿は、他では見られない独特のものであった。樹齢は500年前後と見たがどうだろうか。
尾根の先端部、しかも相当な急斜面にあるため、撮影ポイントは限られてくる。下から煽るようなものしか撮影できなかったが、それが帰ってこの木を表現するには良かったようである。
四国を代表するヒノキと言え、なかなかの名木であった。
環境省リストからは漏れてしまっていたが、2000年の追加調査によって報告されたヒノキである。