塩原温泉近くの国道400号線沿いに立つモミジである。
一般にはほとんど認識されていないモミジであったが、2000年に林野庁が「森の巨人たち100選」を選定した際に、このモミジが選ばれた。
大きなカーブの内側に道路と接するようにケヤキとともに立っており、ケヤキがはるかに大きなためほとんど目立たない存在。
やはり秋に紅葉した際に眺めなければ存在感は薄いと感じる。
幹に小さな樹名板が付いており、これを見落としたなら発見は困難であろう。
裏側に回ると樹幹を修復した痕跡が認められ、かなり大がかりな州腹根が現在でも残っているが、枝ぶりからすると樹勢は悪くないようである。
林野庁資料によると、幹周3.14m、樹高18m、樹齢は200年とのことであり、環境省の巨樹巨木林調査からは漏れてしまっているようだ。